OP&EDを熱唱! T.M.Revolutionに訊く 4月放送開始「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」 | アニメ!アニメ!

OP&EDを熱唱! T.M.Revolutionに訊く 4月放送開始「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」

マーベルの世界的ヒット作「アベンジャーズ」がウォルト・ディズニー・ジャパンによるTVアニメーション「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」として4月より放送される。このOPとEDを担当するのがT.M.Revolution西川貴教さんだ。その意気込みを伺った。

インタビュー
注目記事
70年以上の歴史をもち、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど8000以上ものスーパー・ヒーローを世に送り出してきたアメコミ界の金字塔・マーベルの世界的ヒット作「アベンジャーズ」が、ウォルト・ディズニー・ジャパンによるTVアニメーション「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」として4月より放送される。制作は東映アニメーションで、スーパー・ヒーローのアニメーションを日本で制作し放送するのはこれが初めての試みとなる。
この作品のオープニングテーマ「突キ破レル-Time to SMASH!」とエンディングテーマ「Thread of fate」の両方を担当するのがT.M.Revolution西川貴教さんだ。放送に向けての意気込みを伺った。
[取材・構成=川俣綾加]

abesan― アニメ!アニメ!(以下、AA)
オープニングテーマの「突キ破レル-Time to SMASH!」はどんな曲ですか?

― 西川貴教(以下、西川)
とても疾走感のある、T.M.Revolutionらしい曲に仕上がっています。映画でおなじみの「アベンジャーズ」のヒーローが日本のオリジナルアニメーションとして見れる上、主人公も日本人の少年ということで、見ている日本の子どもたちに自分の中で想像を膨らませてもらえるように意識しています。
是非みんなが気に入ったシーンをイメージしながら聴いて欲しいです。

― AA
レコーディングで意識したことを教えてください。

― 西川
マーベルのヒーローたちは、日本でも映画で目にする機会が増えて子どもより大人のほうが知っている人が多いかもしれません。でも主役は子どもなので、子どもに感情移入して純粋に楽しんでもらうため、タイトルの「突キ破レル-Time to SMASH!」にあるように、“自分たちで運命を切り開いていく”という強い想いを込めようと思いました。同時に日本発信とうことで、漢字やカタカナをあえてタイトルに使っています。

だからといって大人が子ども目線になるのではなく、子どもが頑張って背伸びして自分の中でひも解いていくような曲になるよう意識しています。

― AA
エンディングテーマも担当されていて、主題歌はまさにT.M.Revolution一色ですよね。

― 西川
入口と出口の両方を担当させていただけるなんて、本当に光栄です。日本でマーベルのオリジナルアニメーションを制作して、ゆくゆくは世界の子どもたちにも届けられればすごいですよね。
日本発のアニメやマンガはあれど、アメコミのヒーローを日本でアニメーションに、という試みはとても新しい可能性を感じさせてくれます。いうなら、和風ケンタッキーのような、ハンバーガーてりやき味みたいな……!?(笑)
アニメーションの新しい可能性を提示してくれるこの作品に、僕も携われてすごく嬉しいです。

もう一つは、僕の曲を聴いてくれる人の年齢層も男女比も本当に幅広くなっていて、デビュー当時を第一世代だとするとアニメーションのオープニングテーマを担当することが多くなってきた頃が第二世代、そして今第三世代に入ってきています。
お子さんとご両親、世代を超えてみなさんで一緒に楽しんでいただけるはずです。

― AA
もし、現実でマーベルのヒーローと出会えるとしたら、誰がいいですか?

― 西川
うーん、みんなスケールがでかすぎて、自分がピンチの時に助けてもらっても逆に大げさになりそうですね(笑)。
でもアイアンマンにはなってみたいです! 別の仕事をしながら財務処理したり、オンラインで税理士と打ち合わせしたりできそうなので確定申告の時期なんかピッタリじゃないですか!?
移動もあのスーツがあれば楽ですよね、普通なら1日がかりの移動で実家に帰るのも、仕事が終わって「これからちょっと実家で夕飯食べてくる」と飛んでいってまた帰ってきたりとか。こんなことに使っちゃダメなんでしょうけど(笑)

― AA
最後に、読者にメッセージをお願いします!

― 西川
大人からすると「米国のスーパー・ヒーローがアニメになって、子どもにウケるの?」なんて思う人もいるかもしれません。でも子どもたちからすれば、ここがスタート地点という子も多いと思うので、大人の僕らができなかったようなアメコミヒーローとの出会い方を楽しんでくれるはずです。
子どもたちのテンションを上げる面白い仕掛けもたくさんあって、単純に「ヒーロー強い!」ではなく出会いや対話、そして成長もあり、日本のアニメや日本の良さを改めて感じられる作品になっていると思います。是非、ご期待ください!

― AA
今日は、ありがとうございました!

abesan『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
テレビ東京系6局ネットで
4月2日(水)放送スタート
毎週水曜 夕方6:30~

【番組公式HP】 
/http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/dw_avengers/
【作品公式HP】 
/Diskwars.jp

『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』 (C)2014 MARVEL
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集