フランスで人気の高い日本ポップカルチャーイベントが、米国進出として話題を呼んだジャパンエキスポUSA(Japan Expo USA)が、2014年も8月に開催されることになった。ジャパンエキスポUSAの公式サイトによれば日程は、2013年と同時期の8月22日から24日の3日間となる。一方会場は、当初は2013年と同じサンタクララ・コンベンションセンターとしていたが、同じシリコンバレーエリアのサンマテオ・イベントセンターに移る。サンタクララがカリオフォルニア州シリコンバレー地区の南側であったのに対して、サンマテオは北端となる。サンフランシスコ国際空港にほど近く、サンフランシスコ市街から30分、同市の郊外住宅地ともなっている。イベントを運営するSEFAエンタテインメントは、サンマテオ・イベントセンターがジャパンエキスポの開催に十分な設備を備えているとしている。そのうえで屋内だけでなく、屋外を会場として活用する計画を挙げている。メインステージは屋外に設けられる予定だ。ジャパンエキスポによれば、これによりお祭りのような雰囲気を演出出来るという。屋内の展示場ホールとステージ、講演会場が中心だったサンタクララの会場とは趣を変えることになる。こうした新しい試みや、会場が人口の多いサンフランシスコ市街に近づいた利点の一方で、新たな懸念もある。ひとつは屋外イベントと日本カルチャーをメインにしたイベントは、毎年サンフランシスコで開催されるJ-POPサミットフェスティバルと競合することだ。J-POPサミットフェスティバルは、ジャパンエキスポUSAより1ヵ月早い7月末にサンフランシスコ市街で開催、ここ数年急成長して大きな成功を収めている。J-POPサミットフェスティバルとのなんらかの差別化が必要となるだろう。また、サンマテオ・イベントセンター近隣には大きなホテルがない。2013年と同様、日本からの出展者やゲストを招くのであれば不便を強いられそうだ。ジャパンエキスポUSAは、フランス・パリのジャパンエキスポなどを開催するSEFAの親会社でフランスに拠点を持つJTSグループの米国法人SEFAエンタテイメントが運営する。SEFAの2014年度版Japan Expo PR冊子によれば、2013年のジャパンエキスポUSAの3日間の来場者数は9442人であったという。また、2014年の来場者予想は1万6000人である。本家パリのジャパンエキスポは2013年の来場者数が23万人、2014年は会期を4日間から5日間に延長し、来場者の予測を25万人と、依然拡大を続ける。日本カルチャーでフランスから米国進出と話題になったジャパンエキスポUSAだが、2014年もトライアル段階とみたほうがよさそうだ。Japan Expo(USA)/http://www.japan-expo.org/
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