歴史からビジネスまで「日本のアニメを学び尽くす」 アニメ人材育成セミナー開催 | アニメ!アニメ!

歴史からビジネスまで「日本のアニメを学び尽くす」 アニメ人材育成セミナー開催

東京・蒲田の日本工学院専門学校にて、2月22日より週1回、アニメ人材育成セミナーが開催される。全10回を通して、アニメの歴史からビジネスまでを相対的に学ぶプログラムだ。

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東京・蒲田の日本工学院専門学校にて、2月22日より週1回、アニメ人材育成セミナーが開催される。全10回を通して、アニメの歴史からビジネスまでを相対的に学ぶプログラムだ。
このセミナーは、文部科学省の成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業のひとつとして実施されているアニメ・マンガ人材養成産官学連携事業の一環である。

その連携事業から発足したアニメ分野職域学習システム実証プロジェクト・カリキュラム検討委員会の産業論部会歴史ビジネス・ワーキング企画が今回のアニメ人材育成セミナーになる。アニメを教える教員とアニメを学ぶ学生を聴講の対象に「アニメとはどのようなビジネスなのか?現在のアニメ産業はどのように成り立ってきたのか?」をレクチャーする。アニメの歴史からビジネスまで、アニメ産業を理解し、働くために知っておくべき知識を学ぶことが出来る。

講座は全10回だが、興味があるものを選択することも可能になっている。2月22日は森祐治さんの「アニメ産業とメディア戦略」と「アニメ産業と海外進出戦略」、2月27日は陸川和男さんの「アニメにおけるキャラクタービジネス戦略~キャラクター指向の時代」、3月1日は宮下令文さんの「アニメと著作権~アニメビジネスの核心構造を探る」と続く。
3月2日は5回集中になっている。増田弘道さんの「数字から読み解く日本のアニメ産業」と山口康男さんの「なぜアニメ産業は今の形になったのか~アニメ産業史における東映動画の位置付け」、原口正宏さんの「アニメの三大源流とその系譜~東映・虫プロ・タツノコ」、氷川竜介さんの「アニメはなぜ面白いのか~『アニメリテラシー』を考える」、上原弘子さんの「コンピュータグラフィック史の把握~CGの過去と未来」である。

そして3月5日の横田正夫さんの「アニメーションの心理分析~深層意識に潜む作り手の意図」で全10回を終える。各識者による簡潔な概論で、コンパクトに全体像を掴めるセミナーになりそうだ。なお、2月22日の「アニメ産業とメディア戦略」と「アニメ産業と海外進出戦略」は連続講義のため、両方受講することを求められる。
参加の申し込みは公式サイトのPDFをプリントアウトして各項目を明記し、FAXで送信する。
[真狩祐志]

アニメ・マンガ人材養成産官学連携コンソーシアム
/http://amecon.jp/

講義日程
日時: 2月22日(金) 17:45~20:45
講師: 森祐治
『アニメ産業とメディア戦略』『アニメ産業と海外進出戦略』

日時: 2月27日(水) 19:00~20:30
講師: 陸川和男
『アニメにおけるキャラクタービジネス戦略~キャラクター指向の時代』

日時: 3月1日(金) 19:00~20:30
講師: 宮下令文
『アニメと著作権~アニメビジネスの核心構造を探る』

日時: 3月2日(土) 10:00~17:00
講師: 増田弘道
『数字から読み解く日本のアニメ産業』
講師: 山口康男
『なぜアニメ産業は今の形になったのか ~アニメ産業史における東映動画の位置付け』
講師: 原口正宏
『アニメの三大源流とその系譜~東映・虫プロ・タツノコ』
講師:氷川 竜介
『アニメはなぜ面白いのか~「アニメリテラシー」を考える』
講師: 上原弘子
『コンピュータグラフィック史の把握~CGの過去と未来』

日時: 3月5日(火) 18:00~19:30
講師: 横田正夫
『アニメーションの心理分析~深層意識に潜む作り手の意図』

※受講者受付は先着順
会場: 日本工学院専門学校 12号館 5階円形教室
《animeanime》
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