「サンダーバード」50年ぶりのTV新シリーズ決定 CGアニメーションで2015年放映開始 | アニメ!アニメ!

「サンダーバード」50年ぶりのTV新シリーズ決定 CGアニメーションで2015年放映開始

1965年にイギリスで誕生以来、世界的な人気を誇る『サンダーバード』の新作テレビシリーズ制作が決定した。イギリスの大手テレビ局ITV傘下のITVスタジオ、そしてニュージランドのプケコ・ピクチャーズが共同製作をする。

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1965年『サンダーバード』。The Tracy family of Gerry Anderson's television series 'Thunderbirds' operate the International Rescue service. (Photo by Larry Ellis/Getty Images)
  • 1965年『サンダーバード』。The Tracy family of Gerry Anderson's television series 'Thunderbirds' operate the International Rescue service. (Photo by Larry Ellis/Getty Images)
1965年にイギリスで誕生以来、世界的な人気を誇る『サンダーバード』の新作テレビシリーズ制作が決定した。イギリスの大手テレビ局ITV傘下のITVスタジオ、そしてニュージランドのプケコ・ピクチャーズ(Pukeko Pictures)が共同製作をする。制作にはニュージランドのVFXスタジオWetaワークショップも参加する予定だ。
番組は『Thunderbirds are Go!(仮)』として30分番組全26話を予定する。2015年にITV系列の子ども番組チャンネルCITVで放映を開始する。新作テレビシリーズとしては50年ぶりとなる。

『サンダーバード』は人形と特撮を用い、秘密組織である国際救助隊による数々のスーパーメカを使った災害救助での活躍を描く。本作は当初のテレビ放送以後も世界的に人気が高く、サンダーバードの各メカ、トレーシー一家、レディ・ペネロープなどのキャラクターは今でもグッズやテレビコマーシャルなどに登場する。2004年には実写映画化され、ユニバーサル・ピクチャーズ配給で世界公開された。
映画やテレビドラマの世界では、かつての人気タイトル、ヒット作の再映像化、リメイクなどが続いている。『サンダーバード』もそんなひとつとして白羽の矢が立ったようだ。

一方で、新しいテレビシリーズは新しい挑戦も盛り込まれる。制作にあたっては、CGアニメーションとライブアクションを融合した子ども向けの番組とする。その映像を支えるのがプケコ・ピクチャーズとWetaワークショップである。
プケコ・ピクチャーズは2008年に設立した独立系のマルチプラットフォーム・エンタテインメント製作会社だ。これまでもWetaと緊密な連携を取ってきた。Wetaワークショップは『アバター』、『キング・コング』、『ロード・オブ・ザ・リング』の特殊効果などを担当してきた。その技術力には定評がある。

本作のビジネス展開はITVスタジオ・グローバル・エンタテイメントが担当する。世界展開も視野にいれ、さらに商品展開も進める予定だ。
日本でも人気の高いシリーズだけに、今後の日本展開も気になるところだ。

ITV  /http://www.itv.com/
プケコ・ピクチャーズ(Pukeko Pictures) /http://pukekopictures.com/
《animeanime》
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