米国アカデミー賞のなかでも、とりわけ多くの選考を繰り返す視覚効果賞(Visual Effects:VFX)が2016年2月に発表される第88回の2回目の選考リストを明らかにした。12月7日に発表された最初のリストでは20作品が挙がったが、今回はこれが一挙に半数の10作品に絞り込まれた。リストに残ったのは『アントマン』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『エクス・マキナ』『ジュラシックワールド』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『トゥモローランド』『ザ・ウォーク』である。いずれの作品も日本で公開されたか、公開が決まっているもので、日本の映画ファンにも馴染み深い作品が揃った。候補作は、SFや派手なアクションを売りにする映画が多い。またブロックバスター級のヒット作が並ぶのもこの部門の特徴だ。一方で、『ザ・ウォーク』『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』は、そうした路線とはやや異なっている。映像のなかでのVFXがより多く使われる時代、これらの作品がどう評価されていくのかも注目だ。劇場公開前からリスト入りしていた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、公開後に社会現象ともいうべき一大ブームを巻き起こしている。その壮大な映像も多くの人に届けられた。アカデミー賞の場での評価も気になるところだ。さらに作品賞、監督賞でも、各アワードで候補に名を連ねる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』も話題作。VFXの評価も高いだけに最終的な受賞候補だろう。一方でこの段階で姿を消した作品にも、有力作が多く含まれた。『チャッピー』『エベレスト 3D』『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』『007 スペクター』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などは、その映像の素晴らしさにも関わらず候補作から去った。逆に今回残った10本はどれを観ても素晴らしい映像のリストと言っていいだろう。VFX部門は今後1月14日のノミネート発表で5本に絞り込まれる。そして2016年2月28日に、ハリウットのドルビーシアターで開催される授賞式で最優秀賞が決定する。第88回アカデミー賞の視覚効果部門(Visual Effects:VFX)の2回目の候補リスト『アントマン』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『エクス・マキナ』 『ジュラシックワールド』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『トゥモローランド』『ザ・ウォーク』
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