世界最大のAI・アバター技術開発企業Geniesが、とある内容をポスト。その内容が『ヒプノシスマイク』のファンの間で物議を醸している。
2026年2月25日、Geniesの公式Xにおいて、自社と講談社およびキングレコードとの提携を報告。同社のIPをコンパニオンとして展開すると述べた。
AIコンパニオンとは、AIと日常の会話を楽しむほか、ビジネスツールと連携し仕事のサポートとして使用するなどさまざまな活用が方法が見られる。
Geniesが引用したアメリカのメディア「VARIETY」の記事では、コラボについて『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』からスタートする旨を作品画像を用いて紹介。主要キャラクター全21人をAIコンパニオンとして登場させ、これまでの“視聴体験”だけではなく、より没入感があり、パーソナライズされた方法でキャラクターと関わることができる、とまとめている。
この一連のポストを読んだ『ヒプマイ』のファンからは、不安の声が上がっている。該当の投稿には「キングレコードに考え直してほしい」「ファンの声を聞いてください」「AIコンパニオン…誰が喜ぶんですか?」など、国外問わずファンから意見が寄せられた。
どうやら否定的なコメントが多いようだ。このほかにもファンの声を探っていると、懸念している点は、生成AIによって声優の声やキャラクターの性格が独自に作られていくことだ。もちろん、『ヒプノシスマイク』という作品である以上、作品改変にあたる行為は許されるものではない。
「VARIETY」の記事の続きには、キャラクターの3Dモデルの表情は、クリエイターによって監修されること、キャラクターの個性、外見、ストーリーの整合性が保たれるよう配慮される旨を示している。
また、GeniesのCEO兼創設者であるアカシュ・ニガム氏は、キングレコードと講談社との提携により、ファンファーストの新たな機能、ファンが愛するキャラクターと繋がる方法を再構築すると述べている。
キングレコード代表取締役社長の古川公平氏のコメントもあり、今回の提携により、従来のメディアの枠を超え、さらなるインタラクティブな体験へと進化すると語っている。
気になる点はありつつも、概ねファンを第一に考え、作品やキャラクターを改変するような扱いにならないよう、配慮を講じる気概は感じる。しかし、これまでのアニメ・マンガ業界におけるトラブルを鑑みると、“AI”と聞いてファンが不安な心境になるのもよくわかる。
なお、キングレコードからはこのニュースについては、公式サイトからも何も告知は出ていない。今後の続報はいつかあるのだろうか。
(C)ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie







