「ジョン!後は俺に任せとけ!!」 「ダイ・ハード」最新作吹替に野沢那智の息子・野沢聡! | アニメ!アニメ!

「ジョン!後は俺に任せとけ!!」 「ダイ・ハード」最新作吹替に野沢那智の息子・野沢聡!

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』が封切られる。吹き替えでジャック・マクレーン役を演じるのは野沢聡さん。なんとジョン・マクレーン役を演じていた野沢那智さんの息子というサプライズだ。

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左)ブルース・ウィリス、右)野沢聡
  • 左)ブルース・ウィリス、右)野沢聡
  • (c) 2013Twentieth Century Fox
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2月14日にシリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』が封切られる。吹き替えでジャック・マクレーン役を演じるのは野沢聡さん。なんとジョン・マクレーン役を演じていた野沢那智さんの息子というサプライズだ。

『ダイ・ハード』シリーズは、1990年からテレビ放送が始まった。それ以来、ブルース・ウィリスの声優を務めてきた野沢那智さんは、2010年に惜しくもこの世を去った。
野沢聡さんが今回、最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』に抜擢されたのは、25年ぶりにジョン・マクレーンの息子であるジャックが登場するからでもあった。

幼かったジャックも映画のシリーズが時を重ねるとともに、ジョンに見劣りしない立派な青年へと成長した。父親とは疎遠だったが、職業は諜報員。刑事である父親の職業には近い位置にある。そしてどうやら「世界で最もツイてない男」の称号も受け継がれる運命にあるようだ。

現在は舞台などで活躍中の野沢聡さん。長年、父親の『ダイ・ハード』シリーズへの思い入れを身近に感じてきただけに「声の仕事に対しては、生半可な覚悟で手を出すべきではないと思い、控えてきました」という。しかし父の死後は、受け継ぐかのように声の仕事に取り組んできている。今回の出演が決まった時は「すべてはこのためだったのか!」と身震いするほどに衝撃的な感覚を受けている。

ファンにとっても衝撃的。それでいて納得の配役に今から心が踊るに違いない。是非とも劇場で熱演を確かめたいところだ。野沢聡さんからの「ジョン!後は俺に任せとけ!!」のコメントが胸に響く。
[真狩祐志]

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』
2013年2月14日(木) 全国公開
/http://www.diehard-lastday.jp
配給: 20世紀フォックス映画

野沢聡さんコメント
「確か「ダイ・ハード4.0」のリハーサル用に、少しでも鮮明に資料映像が見取れるようにと、当時としてはまだ比較的高価だった液晶テレビを父にプレゼントした記憶があります。
天才肌と称されることが多い父・野沢那智でしたが、実は大変な努力家で、寝食も忘れるほどリハーサルに没頭し、それこそ命を削るように一言一句にまでこだわっていました。だからこそ、そんなプレゼントもふと自然に出来たのでしょう。
そんな父の姿を見てきてしまったせいか、声の仕事に対しては、生半可な覚悟で手を出すべきではないと思い、控えてきました。しかし父が旅立った後、僕もいよいよ一大決心をして真正面から声の仕事に取り組ませていただくようになりました。
「ダイ・ハード」という作品に、なみなみならぬ意欲で心血を注いできた父の背中を間近で見てきた息子としては、本作品への出演が決まったとき、「すべてはこのためだったのか!」と身震いするほどに受けた衝撃的な感覚は未だに忘れられません。
リハーサル中はもちろんですが、収録日も、晩年父と過ごした懐かしい日々が脳裏をよぎり、”A GOOD DAY TO DIE HARD”、とても良い濃密な一日となりました。
拙いところも多々あると思います、しかし、せめて思いだけでも負けぬよう収録に臨み、精一杯、体当たりをして取り組ませていただきました。後は皆さんにとっても、特別な作品となるよう心から切に願うばかりです。

最後に僭越ながら、「ジョン!後は俺に任せとけ!!」 By ジャック」
《animeanime》
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