2026年5月22日の公開後、日本で興行収入25億円を突破する大ヒットを記録した映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(以下、マンダロリアン・アンド・グローグー)。誰もがタイトルを知る『スター・ウォーズ』シリーズの映画最新作でありながら、初めてシリーズに触れる新規ファンを次々と獲得しています。
何を隠そう、筆者も『マンダロリアン・アンド・グローグー』で『スター・ウォーズ』シリーズに入門した新参者のひとりです。「予告映像にいた緑の子がかわいい!」という理由だけで観賞し、爆速で沼落ち。ドラマ版も完走し、マンダロリアンとグローグーの尊さに頭を抱える日々を過ごしています。今回は、そんな筆者が感じた『マンダロリアン・アンド・グローグー』にハマる3つの理由を、ストーリーのネタバレなしで紹介します!
※本稿は『マンダロリアン・アンド・グローグー』とドラマ版『マンダロリアン』、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』のみを視聴した初心者が書いております。『スター・ウォーズ』ファンの先輩方は、温かい目で見守ってくださると幸いです。
◆理由1:新参者でも問題なし! シリーズを知らなくても楽しめる
『マンダロリアン・アンド・グローグー』は、凄腕の賞金稼ぎとして名を馳せているマンダロリアンと、その弟子であり養子でもあるグローグーが主人公。“新共和国”から依頼を受けた2人は、無法者たちが集うさまざまな星に足を運び、かつて銀河を混乱に陥れた“帝国”の残党を追っていきます。
シリーズの時系列としては、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のあとに位置している『マンダロリアン・アンド・グローグー』。しかし、歴代シリーズや、ドラマ版『マンダロリアン』を見ていなくてもまったく心配いりません! 事前知識ゼロの状態で劇場に足を運び、ストーリーにもキャラクターにも心をつかまれた筆者が保証します。
他作品とのつながりや、あとから意味がわかる専門用語はあるものの、物語をつかむうえでは問題なし。冒頭のアクションシーンを「かっこいい!」と眺めているだけで、自然と世界観に入っていけました。
とくにマンダロリアンとグローグーの、種族や血筋の違いを超えた絆の強さには目を見張るものがあるはず。アーマーに身を包んだ歴戦の賞金稼ぎと、小さくて愛らしい子どもがお互いに背中を預けて戦う信頼関係からしか得られない栄養があります。言葉を交わさずとも、仕草ひとつで息の合った連携を見せる名バディ。しかも危機を乗り越えるたびに、彼らの絆はますます深まっていきます。
マンダロリアンとグローグーの奮闘を見守っているうちに、『スター・ウォーズ』初心者であることなど忘れ、作品にどっぷり浸かっていることでしょう。
◆理由2:吹替版声優陣の演技が魅力的!
字幕はもちろん、吹替版も魅力的な『マンダロリアン・アンド・グローグー』。ドラマ版『マンダロリアン』の声優陣がほぼそのまま続投しており、安定感のある演技を堪能できます。
とくにマンダロリアンの日本語版声優・阪口周平さんの声は、何度でも聴きたくなる心地よさ。ヘルメットの下から阪口さんの優しい声が発せられた瞬間、あまりのギャップに全身に電撃が走ることでしょう。とくにグローグーに語りかけるときの愛情深い声色や、意外にも柔らかい口調にもご注目ください。
『マンダロリアン・アンド・グローグー』には、ほかにも山寺宏一さんや上田燿司さん、乃村健次さんなどベテラン声優陣が多数出演。さらに内田雄馬さんなど、アニメファンにおなじみのキャストも参加しています。
内田さんが演じるロッタは筋骨隆々で身体も大きく、意外な役どころに感じるかもしれません。しかし作中での活躍を見れば、納得のキャスティングに思えるはず! ここでしか聞けない内田さんボイスもお楽しみください。
理由3:供給がとにかく多い! 全24話+7話の前日譚
『マンダロリアン・アンド・グローグー』に至るまでの供給がとにかく多いのも、本作の魅力。映画館から帰ってきたあとも、まだまだマンダロリアンとグローグーとともに過ごせます!
映画の前日譚であるドラマ版『マンダロリアン』シーズン1~3(全24話)は、ディズニープラスにて独占配信中。マンダロリアンとグローグーの出会い、そして唯一無二の相棒になるまでの過程がじっくりと描かれています。1話40分前後と、視聴しやすい長さなのも魅力です。
さらにシーズン2とシーズン3の間には、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(以下、ボバ・フェット)という別シリーズのドラマも。『マンダロリアン』シーズン2にも登場する、ボバ・フェットが主役の物語です。『マンダロリアン』シーズン2最終話のCパートから、直接ストーリーがつながっています。
とくに5話目から7話目では、マンダロリアンとグローグーも大活躍。『マンダロリアン』シーズン3につながる重要な物語が展開されているので、視聴をお忘れなく!
ちなみに『ボバ・フェット』は音楽の使い方にも注目してほしい作品。『マンダロリアン』と同じくルドウィグ・ゴランソンさんが手がけています。4話目ラストからは『マンダロリアン』ファンに嬉しい仕掛けもあるので、BGMにもぜひ耳を傾けてください!
さらに、ドラマ版をある程度履修したうえでもう一度『マンダロリアン・アンド・グローグー』を見ると、グッとくるシーンが増えます。筆者はタイトルに「アンド・グローグー」が出た瞬間、マンダロリアンと名を連ねるまでに成長したグローグーを思って涙腺が決壊しました。
初見はもちろん、見るたびにおもしろさが増していく『マンダロリアン・アンド・グローグー』。「『スター・ウォーズ』を知らないから」と身構えることなく、まずは気軽に触れてみてください! 最高の相棒たちとの冒険が、あなたを待っています!
【おまけ】
マンダロリアンとグローグーのような、「おじさん&人外」バディが好きな方には、映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』もおすすめです! 実写映画ですが、日本語版声優は内田夕夜さん、花江夏樹さん、三石琴乃さんなど超豪華。テンポがよく、アニメファンでも見やすい作品なので、配信や映画館などでお楽しみください!









