8月25日より、竹清 仁監督の話題の映画『放課後ミッドナイターズ』の全国公開がスタートする。人体模型と骨格標本が主人公となって、真夜中の小学校で大騒動を引き起こす。ユニーク過ぎるビジュアルとスラップステックなギャグが、すでの行われた試写会の観客から絶賛を浴びている。25日からは、その笑いを日本全国に拡散する。そうしたなかで竹清 仁監督と『009 RE:CYBORG』の神山健治監督のふたりによる対談が実現した。『009 RE:CYBORG』も、本年10月27日より全国公開となる。逆とSFアクションといったテーストの違いがあるものの、両監督は共にアニメーション映画をフルCGで制作するという共通点がある。対談は作品を巡って対外に意気投合するものとなった。竹清 仁監督は、今回が初の長編映画の監督だ。しかし、神山健治監督は、自らが3DCGに手を出すことに尻込みしていた時期に、福岡でそれに果敢に挑戦されている竹清監督の話を聞いていたという。かなり早い時期から意識していたようだ。本作については、モーションキャプチャーで実際の人のリアルな動きと交って、“生”の面白さが出ていると高く評価する。また、その面白さについては、「万人に受け入れられる80年代の娯楽映画の面白さを感じましたし、笑いの入れ方やセンスが抜群だと思います」と指摘した。竹清 仁監督も、中学生時代、80年代のいい娯楽映画作品を引き合いに出し、『放課後ミッドナイターズ』もそんな映画にしたかったと語る。「コメディとして作った作品なので思い入れやテーマ性というよりも、何も考えずに劇場で楽しんでもらえれば嬉しいです。」とのことだ。竹清仁監督と神山健治監督は、異なったアプローチで日本のアニメ、とりわけ新しいCGアニメに挑戦する。その挑戦の結果は、劇場の大スクリーンで確認出来るだろう。『放課後ミッドナイターズ』は8月25日公開、『009 RE:CYBORG』は10月27日公開、忘れずに劇場に足を向けたい。『放課後ミッドナイターズ』8月25日(土) 新宿バルト9ほかアジア一斉公開公式サイト /http://afterschool-midnighters.com/ ニコニコ動画公式チャンネル /http://ch.nicovideo.jp/channel/after-school-midnighters
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