庵野秀明監督を「宇部ふるさと大使」に任命 出身の山口県宇部市
山口県宇部市は、映画監督の庵野秀明さんを「宇部ふるさと大使」に任命した。これを受け、7月27日に庵野さんが代表取締役社長を務めるアニメ制作スタジオのカラーにて、久保田后子宇部市長から委任状が交付された。
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「宇部ふるさと大使」には、知名度の向上や産業・文化・観光の振興を目指す目的がある。選ばれた者は市の提供する市政情報などを市の魅力として紹介する。また、市への意見や感想を寄せ、市が実施するアンケートにも回答する。
これまでタレントの西村知美さんなど、同市に縁のある様々な分野で活躍する人物が選ばれてきた。今回の庵野監督の就任で54名となった。
庵野監督は学生時代からダイコンフィルムのオープニングなどで注目され、『風の谷のナウシカ』、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』、『王立宇宙軍~オネアミスの翼』といったアニメ映画への制作にも精力的に参加した。
そして設立メンバーでもあるガイナックスでは『トップをねらえ!』、『ふしぎの海のナディア』で監督を務め、なかでも『新世紀エヴァンゲリオン』で人気を不動にした。
アニメの映画やテレビシリーズの一方で、実写でも『ラブ&ポップ』、『式日』、『キューティーハニー』といった映画を手がけてきた。
今年は7月10日から東京都現代美術館で始まった特撮博物館の館長、11月17日に公開を控える『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』など、大きな話題の年となっている。
[真狩祐志]
宇部市
/ http://www.city.ube.yamaguchi.jp/