日本音楽著作権協会(JASRAC)は、5月23日に2012年JASRAC賞を発表した。JASRAC賞は、前年のJASRACにおける著作物使用料の分配額が多かった国内作品の上位3作品を、それぞれ金賞、銀賞、銅賞とする。音楽著作権の分野で貢献の高かった作品を顕彰するものである。2012年は、AKB48の歌った『ヘビーローテーション』、『ポニーテールとシュシュ』、『Beginner』の3曲がこれを独占した、2011年のAKB48旋風の大きさを感じさせるものになっている。2011年は金賞を取るなど例年上位に食い込む『残酷な天使のテーゼ』は、今年はベスト10に顔を見せていない。アニメ関連では、様々な分野で注目を浴びている『ワンピース』の背景音楽が9位に入っている。アニメの活躍が目立ったのは、今年も国際賞関連である。国際賞は海外からの入金が最も多かった国内作品に与えられる。海外で活躍する日本の音楽である。例年、アニメ関連の楽曲が活躍する分野だが、今回も上位10曲全てがアニメ音楽である。国際賞(1位)は、2年ぶりに「『ドラえもん』B.G.M.」である。アジアで人気の高い作品で、テレビ放映などが多いことが影響しているとみられる。『ドラえもん』関連では、テーマ曲のひとつ「ぼくたち地球人」も9位となっている。このほか外国入金分配額の上位には、『NARUTO-ナルト-疾風伝』BGM(2位)、『クレヨンしんちゃん』B.G.M.(3位)、『ポケットモンスター』BGM(5位)など海外で人気の作品が並ぶ。『キャプテン翼』BGMや『聖闘士星矢』B・G・Mなど、往年の作品の音楽も健在だ。気になる実際の金額だが、JASRACの発表によれば2011年の外国入金演奏は3億6100万円(前年比32.7%減)、外国入金録音は1億2400万円(同11.8%減)である。双方を合計すると4億8500万円程度、全体収入の1058億9000万円に比べるとその割合は必ずしも大きくない。外国入金の近年の傾向は、アジアからの入金が拡大していることだ。2007年には外国入金全体の9.6%だったアジアは、2011年には18.3%とほぼ2倍のシェアになった。またアジアの中での地域的な広がりもある。2007年には香港が大半を占めていたが、2007年にはほとんど入金がなかった韓国が香港に匹敵する金額となる。台湾も拡大している。JASRACでは、アジア地域の管理団体のとの連携が進んだ成果としている。JASRAChttp://www.jasrac.or.jp/■ 国内作品の外国入金分配額ベスト10 (国際賞関連)1. 「ドラえもん」B.G.M.2. NARUTO-ナルト-疾風伝BGM3. 「クレヨンしんちゃん」B.G.M.4. キャプテン翼BGM5. ポケットモンスターBGM6. 「聖闘士星矢」B・G・M7. かいけつゾロリBGM8. ケロロ軍曹BGM9. ぼくたち地球人10. B―伝説!バトルビーダマンBGM
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