JASRACが管理する楽曲の中から、前年度に著作物使用料の分配額が多かった作品贈賞するJASRAC賞が5月19日に発表された。このうちランキングの第3位となる銅賞を『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌「残酷な天使のテーゼ」が受賞した。昨年の8位から大きく順位を上げたかたちだが、2009年夏に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が公開されたことが楽曲への関心も拡大させたとみられる。 『エヴァンゲリオン』では、このほか4位にも「エヴァンゲリオンBGM」がランキング、「残酷な天使のテーゼ」はカラオケ部門の第6位にもランキングしている。カラオケ部門のランキングはアニメ音楽からは唯一で、同曲が前年度に最もカラオケで歌われたアニメの歌ということになる。 アニメ関連では劇場公開から1年を経た『崖の上のポニョ』も引続き強さを発揮している。『ポニョ』からは2作品がランキング入りした。5位の「崖の上のポニョBGM」と9位は宮崎駿監督も補作詞者として参加する『崖の上のポニョ』である。こちらはDVDとBDの発売が大きな力を発揮したようだ。 また、インタラクティブ配信部門の第3位にも『崖の上のポニョ』が入った。エヴァとポニョが2強として活躍した一年である。 毎年、アニメ関連の楽曲の活躍が目立つ国際賞は、アジア地域を中心に人気が高い「ドラえもんBGM」だった。昨年の「明日のナージャBGM」に続くアニメからの受賞である。国際賞の選考基準となるのは国内作品の外国入金分配額 (国際賞関連)である。これは日本の楽曲が海外で使用された時の入金分配金をもとにしている。 国外での日本アニメ人気を反映してベスト10の大半を例年アニメが占めるが、今年はアニメがベスト10を独占した。2位以下は、ふたりはプリキュアBGM、クレヨンしんちゃんBGM、ケロロ軍曹BGM、ドラゴンボールZ BGM(TV)、NARUTO BGM、ポケットモンスター BGMと続いて行く。日本でもお馴染みの作品が並ぶ。これらはテレビ放送での楽曲使用が大きく影響している。JASRAC賞 /http://www.jasrac.or.jp/profile/prize/国内作品の外国入金分配額ベスト10(国際賞関連)1. ドラえもん BGM2. ふたりはプリキュアBGM3. クレヨンしんちゃんBGM4. ケロロ軍曹BGM5. ドラゴンボールZ BGM(TV)6. NARUTO BGM7. ポケットモンスター BGM8. キャプテン翼BGM9. おジャ魔女どれみBGM10. とっとこハム太郎BGM
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