日本貿易振興機構の市場開拓部地域交流課北京センターは、コンテンツ分野の海外市場動向を探るレポートの一環として「中国オンラインゲーム産業に関する報告書」をWebサイトで公開している。 この調査レポートは、中国のオンラインゲーム市場の概要、利用者の属性から始まり、主要なオンラインゲームタイトル8タイトルや主要中国企業15社(運営会社・開発会社・流通会社)、さらに携帯ゲームや日本企業の動向などを詳細に紹介している。 レポートの総ページ数は、120ページ以上にもなり、ちょっとした書籍並の情報量である。また、その系統だった調査とカバー範囲の広さから、今後は中国のオンラインゲーム市場に関するスタンダードな資料になりそうだ。 JETROは既に「韓国オンラインゲーム市場調査報告書」もまとめており、今回の報告書と合わせると、現在の東アジアでのオンラインゲーム事情の大枠を理解することが可能になるだろう。 ここ数年、JETROによるアニメ、ゲーム、映画、マンガなど海外でのエンターテイメントコンテンツ市場の調査・報告書の成果は大きなものがある。 こうした分野は、各国において市場が未成熟であることからこれまで数字や関連企業の概要が判らないことが多かった。また、民間ベースの調査では費用や採算性の問題からなかなか実現できない調査が多い。 そうしたなかでの調査だけに、貿易振興のためのJETORO目的が遺憾なく発揮されていると言えるだろう。/日本貿易振興機構 /中国オンラインゲーム産業に関する報告書 /韓国オンラインゲーム市場調査報告書2006年3月 /中国アニメ市場調査2005年6月 /第7回中国上海国際芸術祭「アニメ文化芸術系列活動」報告書 /中国における音楽配信ビジネスの実態2005年3月 /上海(中国)コンテンツ市場調査2005年2月
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