製作費が中国のアニメーション史上で最大になった3Dアニメーション映画『スルー・ザ・メビウス・ストリップ』が、この夏、中国大陸で全国公開される。作品はフランスの人気マンガ家メビウスの原作を映画化した、遠い未来の宇宙を舞台に1人の少年が行方不明の父を探す冒険物語である。 香港に拠点あるGDCプロダクションが映画製作行い、実際の制作は中国深セン市にあるGDCの3Dアニメーション子会社GDCエンタテイメントが行った。作品は、これまで中国の制作した最大規模の3DCGアニメーションとなる。製作期間はおよそ5年、作品は昨年に既に完成している。 中国ではアニメーション産業が急成長するなかで、アニメーションの大型企画が増加しているが、この映画の製作費は桁違いに大きい。香港のチャイナデリーなどは、この製作費を1億3000万元(1610万ドル)としている。 別の情報ソースでは製作費を2500万ドルや4000万ドルとするものもあり、正確な製作費は不明であるが中国市場最高の製作予算は間違いなさそうだ。 また、中国深セン市のITベンチャー企業深セン市彩秀科技有限公司は、この『スルー・ザ・メビウス・ストリップ』の中国全土配給化権を380万元(47万5000ドル)で獲得した。映画は、この夏に中国全土で公開される見込みである。 海外市場についてはGDCが現在交渉中で、北米、アジア、ヨーロッパの多くの企業が関心を示しているという。/スルー・ザ・メビウス・ストリップ公式サイト /Global Digital Creation Holdings /GDCエンタテイメント
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