フランスのアニメーション作家ミッシェル・オスロ監督の『夜のとばりの物語』は2012年6月より公開され人気を集めた。その好評を受け、続編『夜のとばりの物語 ―醒めない夢―』の公開が決定した。
バンドデシネの巨匠ブノワ・ペータースさんとフランソワ・スクイテンさんが来日、大友克洋さんと対談することになった。11月17日に東京・目白の学習院大学でシンポジウム「BDにおける身体」が開催される。
『銀河鉄道999』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』など、数々の人気マンガを生み出してきた巨匠・松本零士さんが、フランス政府よりその長年の功績を讃えられた。
日本カルチャーのイベントで知られるフランス・パリのジャパンエキスポが、2012年の夏に来場者数をまた増加させた。ジャパンエキスポ事務局によれば、2012年7月5日から8日まで開催されたイベントの来場者数は、非公式段階で約21万人となっている。
フランスの南東部に位置するリヨンはフランス第2の都市で、フランスの金融センターの一つ。イマジノーヴは、クリエイティブ産業(ゲーム、アニメ、映画、マルチメディア等)を振興し、地元に企業を増やし、雇用を創出するための公的なビジネス支援だ。
[取材・文: 伊藤裕美(オフィスH)]ヨーロッパでは地方単位でもコンテンツ制作にさまざまな支援が行われている。フランスの地域支援で最も貢献しているのが、広域的な地域経済単位のものだ。
[取材・文:伊藤裕美(オフィスH)]国際アニメーション・フェスティバル「アヌシー2012」で見た ヨーロッパのアニメーション動向 第2部 フランス映画・動画センターの役割
WOWOWプライムはノンフィクションW「フランスアニメが世界を獲る日~小さな街が生んだ奇跡のCG学校~」を放映する。世界でもトップクラスとされるフランスを代表するアニメーション学校を特集する。このナレーションを水樹奈々さんが務める
フランスのアニメーションは“輸出品”として成功し、アニメーションはフランスの放送番組の海外輸出で最重要なジャンルとなっている。国外販売は、放送番組として制作されたアニメーションの1/3に上る。
[取材・文: 伊藤裕美(オフィスH)]■ 制作会社の誘致より、国際共同製作 フランス政府は09年に、制作の一部または全部をフランスでおこなう外国企業を支援する優遇策「TRIP国際税額控除」を導入した。
ドイツのアニメーションはフランス以上に厳しい状況にある。フランスの放送局が長編に積極的でないとはいえ、いくつか重要なプレイヤーが存在するのに、ドイツでは全ての放送局が長編から手を引いている。
■ アニメーション制作における、劇場公開用長編と放送番組の違い.長編アニメーション映画への流れはフランスに限ったことではない。ヨーロッパの長編アニメーション映画の国際共同製作フォーラムCartoon Movieは今年3月で14回目を迎えた。
世界最大規模のアニメーション映画祭とMIFA(国際アニメーション映画見本市)の“アヌシー”は、2000年代より長編劇場公開アニメーションのプロモーションに力を入れてきた。それにはフランスのみならずヨーロッパのアニメーション界の動向とその要望が大きく影響している。
フランスのマンガ文化であるバンドデシネの翻訳作品を紹介するEUROMANGA(ユーロマンガ)は、7月23日に発売された最新号でメビウス追悼特集を組んでいる。
パリで開催されたJAPAN EXPOに、「Seventeen」の専属モデルで女優の西内まりやさんが参加した。CSフジテレビTWOで放映される主演ドラマ『スイッチガール!!』の先行上映会とサイン会をおこなうためである。
今年のアヌシーでも注視すべきは、アニメーション作家らの新しいオリジナリティを求める姿勢と、新しい芽から大輪の花を咲かそうと努めるプロデューサーや制作パートナーたちの眼力だ。それが、長編アニメーションの市場を広げる。
短編、卒業制作・学生作品、テレビ/委託制作の各部門のコンペティションに延べ164本、短編のアウトオブコンペティションに40本、長編部門に20本が選ばれた。
日本カルチャーをテーマに、毎年夏にフランス・パリで開催されるジャパンエキスポが、2013年に米国進出をする。2013年夏の終わり頃にカリフォルニア州で最初のイベントを開催し、1万2000人から1万5000人の集客を目指すとしている。
ヨーロッパ・アニメーションの活況を追い風に、アヌシーは長編の比重を増し、作家が単独で制作する自主企画アニメーションの上映に留まらず、世界公開を前提とする長編アニメーションの新企画を話し合う国際舞台へ進化中だ。
世界最大規模のアニメーションの映画祭とMIFA(国際アニメーション映画見本市)が、フランス南東部、スイスとの国境に近いアヌシー市で6月4日から5日間開催された。11万枚もの上映チケットが販売され、MIFAは7000人を超すプロを世界中から集めた。
6月4日からフランスでスタートしたアヌシー国際アニメーションフェスティバルで、細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』が上映される。世界最大のアニメーション映画祭
6月4日に、世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーションフェスティバルがフランスで開催する。6月9日までの開催6日間で、短編、長編、コーマーシャルやミュージックビデオまで
Epitanime 2012の今年の日本からゲストは、作家 竜騎士07さんである。国内では『ひぐらしのなく頃に』、『うみねこのなく頃に』など数々の人気小説を送り出してきたが、今回はフランスのファンに向け