2026年4月5日よりスタートした『魔法の姉妹ルルットリリィ』は、1983年の『魔法の天使クリィミーマミ』から続く「ぴえろ魔法少女シリーズ」の第6作目。1998年に放送された第5作目『魔法のステージファンシーララ』からなんと28年ぶりの新作となる期待作です。
その特徴は、「女の子の願いを叶える」をコンセプトにした昭和魔法少女モノの王道である「大人に変身する」「憧れの職業で活躍する」というもの。バトルもなく、ダークな展開もなく、嫌な大人も登場しない、「ぴえろ魔法少女シリーズ」の魂を受け継ぐ王道スタイルです。
その平和な内容ゆえに、視聴者からも「もっとも遅いニチアサ枠」と現在話題なのが本作でした。
しかも王道パターンをただ踏襲するだけでなく、久々の新作でもあり新たな要素にチャレンジしているところもポイント。それが「魔法の姉妹」の部分であり、「ぴえろ魔法少女シリーズ」では初となる、姉妹での“ダブル魔法少女”でした。
4月26日に放送された第4話では、その2人目の魔法少女である姉の流(るい)がついにアイドルとしてステージデビュー。ひと足先にデビューした妹の風(ふう)と同じ芸能事務所に所属することになります。
そこで本稿では、Xのポストを中心とした視聴者の反応をピックアップするとともに、その第4話の内容をお届けしたいと思います。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

◆水島裕さん登場!
現役アイドル・神立塔子がプロデューサーを務める芸能プロダクション「プロダクションわんすもあ」に、「こんぺとリリィ」のステージネームで所属することになった野々山 風(ののやま ふう)。そんな彼女がなにげなく見ていたチャンネルでは、今まさに新人アイドルの「ましゅールル」が歌番組でデビューしようとしていました。
その「月の国から来た」というVTuber的な設定に、視聴者は「月の国から設定!!」と反応。さらにMC役の声優が「ぴえろ魔法少女シリーズ」で歴代“ボーイフレンド”役を担当した水島裕さんであることに気付き、「はじまった。いきなり水島裕さん!」「歌番組の司会の人がシリーズおなじみの水島裕さんか」と湧きました。

なお水島裕さんは「ぴえろ魔法少女シリーズ Anniversary Blu-ray BOX」でもナレーションを務めており、『魔法の天使クリィミーマミ』でマミを演じた太田貴子さんに続くサプライズゲストです。番組ラストのキャスト表でそのことを確認した視聴者からも「昭和80年代の『ぴえろ魔法少女シリーズ』で常連だった水島裕さんが令和最新作で司会者役を務めて下さるの、盛大なファンサービスすぎる……」と喜びの声が上がりました。
さてそんなルルの初ステージですが、ライブシーンは第2話で披露したリリィに続く2度目となります。バーチャル空間にカメラを入れて撮影するという、こちらもVTuber式のライブシーンとなっており、より“ライブ感”が増すよう演出されているとのこと。確かにカメラワークがこれまでの“アイドルアニメ”にはないものになっていたり、障害物で意図的に視界を塞ぐなどしたりして、歌番組でよく見られるような絵作りを意識しているようすです。
視聴者も「歌もカメラワークも良すぎて」「スタジオのセット凝ってるな」「お姉ちゃんの歌は昭和歌謡感ある」と、昭和歌番組を意識しただろう歌唱シーンにリズムを取っていました。
この番組を視聴していたサブキャラはもちろんのこと、リリィこと風もルルの目を奪うようなステージに大感激。「ちょっとお姉ちゃんっぽい」と無意識的なところでシンパシーを感じつつ、ルルのことを気に入りました。
いきなりのライブシーンではじまりましたが、実は1週間前にこんなことがありました。リリィのライブに触発された流は、魔法の力でルルへの変身能力を獲得し、自分もリリィと同じステージ立つため、彼女が所属した「プロダクションわんすもあ」の門を叩いたのです。
この行動力に視聴者も「姉、行動力あるじゃん」「飛び込み営業すぎる(笑)」「姉自ら事務所にカチ込んだのかよ!? 行動力の化身!」と驚きの声を続々と上げます。しかしステージネームが塔子のアイデアで「ましゅールル」に決定すると、その元ネタが「饅頭=ましゅー」であることに気付き、「マシュマロじゃなくて饅頭からかよ」「まさかの饅頭からだった(笑)」とツッコミを入れていました。

さてそんなルルですが、塔子の情熱に火が付いたこともありさっそく歌番組への出演が決定します。番組冒頭の、あの歌番組です。そんな彼女に対し視聴者も「剛腕プロデューサーだ」「敏腕すぎる」「塔子さん、めちゃくちゃ営業すごい」「飛び込み営業して仕事取ってくるとか、こっちも行動力の化身だな!!」とただただ驚くばかり。
そんな中、現状において違和感のある描写が……。母の使いで「喫茶店だぶだぶ」へ向かった風は、そこにいたお客さんが全員、宇宙人であることに気付きます。しかし客たちはそれが当たり前のようにのんびりしていますし、店主の「日の浦茉莉」もとくに気にしている様子はありません。風も異変に気付きながら、騒ぎ立てることもなく困惑するばかり。しかも茉莉は「うぐいす」がただの猫ではないことも見抜いている感じさえあります。
フォローなしで淡々と進む物語に、視聴者も「客層がおかしい」「なんか客おかしくね?」「周り宇宙人ばっかじゃねーか!!」と違和感を抱きつつ、「うぐいすの正体に気付いた?」「これは色々知ってる方ですね」と、茉莉に対しても伏線描写を感じていました。

なお喫茶店の「だぶだぶ」という名称は、「ぴえろ魔法少女シリーズ」第5弾『魔法のステージファンシーララ』に登場した魔法の呪文と同じもの。そのため「だぶだぶーって、ファンシーララ!」「喫茶店の名前の由来が見事なまでにファンシーララからだ」とそちらでも盛り上がっていました。
その後はリリィとルルが事務所で初顔合わせをすることに。喫茶店から事務所に向かうリリィと、事務所から喫茶店に会いに行ったルルが途中で入れ違いになるというアクシデントがありつつ、2人はついに事務所ビルの階段で出会います。しかもルルの誤魔法によってエッシャーの騙し絵のような“ねじれ階段”となった空間で、お互い顔を合わせず、声だけをかけあいながら自己紹介するという、気をもたせる演出にワクワクさせられるワンシーンとなっていました。

「お姉ちゃん、一歩踏み出す行動力に応援したくなる」「かつて楽しく歌う姉の姿を見て妹がそれを志して、それを見た姉が自ら志望して来るの感慨深いな」「これにて顔合わせ完了と。お互い正体を知らず、先輩後輩で立場も逆転か……盤面が整った感じですね」と視聴者も今後の展開に期待で胸を膨らませていました。
なお次回サブタイトルが「地獄のクイズへようこそ」とのことで、「次回のサブタイがなんか不穏」「アイドルがクイズ番組にでて大変な目にあうあれか」と、こちらもVTuberの地獄企画(出演者がムチャ振りなどで火傷するような企画)を思わせる雰囲気にわくわくしつつ、次回放送の第5話へ思いを馳せていました。

◆◆◆『魔法の姉妹ルルットリリィ』放送情報◆◆◆
【ON AIR】
地上波 4月5日(日)より分割2クールにてTVアニメ放送中
TOKYO MX:4月5日より毎週日曜22時30分~
ABCテレビ:4月5日より毎週日曜24時40分~
テレビ愛知:4月5日より毎週日曜25時20分~
BS日テレ:4月6日より毎週月曜24時30分~
AT-X:4月9日より毎週木曜20時30分~
※放送時間は変更になる可能性があります。
配信(見放題)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~順次配信中
アニメ放題、ABEMA、FOD、J:com STREAM、TELASA、dアニメストア、DMM TV、バンダイチャンネル、Prime Video、milplus見放題パックプライム、U-NEXT、
配信(都度課金)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~順次配信中
J:com STREAM、TELASA、ニコニコチャンネル、バンダイチャンネル、Prime Video、milplu
配信(見逃し無料)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~配信中
ABEMA、TVer、ニコニコ生放送
【STAFF】
原作:スタジオぴえろ・バンダイナムコフィルムワークス、監督・キャラクター原案:道解慎太郎、副監督:増原光幸、シリーズ構成・脚本:柿原優子、キャラクターデザイン:鳥井なみこ・錦 寛乃・袖山麻美、魔法キャラクターデザイン:山田起生、プロップデザイン:富田美文、アートディレクション:越阪部ワタル、メインアニメーター:福地和浩、美術監督:前田有紀、美術設定:伊藤 瞳、色彩設計:合田沙織、CGディレクター:神谷貴浩、撮影監督:今泉秀樹、編集:重村建吾、音響監督:大寺文彦、音響効果:古谷友二、音響制作:神南スタジオ、音楽:ha-j、音楽制作:バンダイナムコミュージックライブ、オープニング主題歌:「Bubee」ILLIT、エンディング主題歌:「Calling」ルルットリリィ[こんぺとリリィ(CV.橘 めい)、ましゅールル(CV.小鹿なお)]、アニメーション制作:スタジオぴえろ、製作:ルルットリリィ製作委員会
【CAST】
野々山 風&こんぺとリリィ:橘 めい、野々山 流&ましゅールル:小鹿なお、うぐいす:七海ひろき、あずき:茅野愛衣、神立塔子:和泉風花、青園せな:廣原ふう、ミーター:八乙女 光、瀬尾翔太:天崎滉平(崎は「たつさき」)、角谷久士:橘 龍丸、神立矢須王:杉田智和、野々山桂一:笠間 淳、野々山 汐:大原めぐみ、日の浦茉莉:遠藤 綾
(C)ぴえろ・ルルットリリィ製作委員会











