ウイルス扱った「ジビエート」が延期を選ばなかった理由「今こそ“生きる”ことの尊さを伝えたい」原作&製作総指揮・青木良【第3弾PV420万再生突破記念インタビュー】 3ページ目 | アニメ!アニメ!

ウイルス扱った「ジビエート」が延期を選ばなかった理由「今こそ“生きる”ことの尊さを伝えたい」原作&製作総指揮・青木良【第3弾PV420万再生突破記念インタビュー】

キャラクター原案をイラストレーターの天野喜孝が担当し、「和」をテーマにしたグローバルなアニメーションを目指して製作される新作アニメーション『ジビエート』。

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『ジビエート』最新PVカット(C)YOSHITAKA AMANO (C)「GIBIATE PROJECT」製作委員会
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  • 『ジビエート』(C)「GIBIATE PROJECT」製作委員会
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■コロナ禍という状況だからこそ、「延期」を選ばなかった理由


――先日、公式な声明として、「『ジビエート』は予定通り7月から放送する」と発表されました。これにはどんな思いを込めていたのでしょうか?

青木:4月にはアフレコ収録がストップになり、アニメ本編の製作にも問題が生じてきました。
本来であれば、5月1日に上海で開催されるはずだった「COMICUP」というイベントで僕たちが全員揃って、曲を生演奏して新作PVを発表する予定だったのですが、イベント自体が無くなってしまいました。

製作もやや遅れ気味になり、放送延期の判断もふくめて本当に悩みました。
一方、Twitterなどでは「『ジビエート』をいつまでも待ってるよ」「『ジビエート』はウイルスネタを扱っているから放送は無理かな……」というような言葉をたくさん見かけました。

その時に、改めてこの作品のテーマについて考えてみたんです。この作品のテーマは「生きる」であり、「生きる」ことは何かと言えば、もがいて、足掻いて、それでも格好良く生きていくことだろうと。
そして「生きる」というテーマは、ウイルスと戦っている現実世界の我々と同じだなとも思ったんです。

放送を待っている方々に対して、「遅れます」というのは簡単だし、結果的には製作もラクになると思います。
だけど『ジビエート』を待ってくれている人たちの期待に応えること、コロナの影響で元気をなくしている人に本作を届けることが、この時期では最も意味のあることではないかと考え、予定通り7月の放送を決断しました。

なぜ、テーマが「生きる」だけなのかと言えば、その上にはいろんな言葉を付けることができるから。それは、キャラクターたちの行動を見て、自分でみつけて当てはめてほしい。

――製作現場の様子はどうですか?

青木:アフレコ収録が大変ですね。密にならないよう集まって収録ができないので、それぞれ個別に収録しており、そのぶん音響監督をふくめスタッフの負担が増えています。でもみんな覚悟を背負って頑張っている分、より強く一丸となっている感じはあります。

『ジビエート』(C)「GIBIATE PROJECT」製作委員会
――コロナ禍という状況の中で、作品の受け止められ方などは変わると思いますか?

青木:変わると思います。なぜかというと、『ジビエート』の劇中ではウイルスで世界が蝕まれているわけですが、これまではその状況を「フィクションの世界」と言えたけど、現在はそこまで離れた見方ができなくなってきているかもしれません。
『ジビエート』の第1話のアバンは、そうした状況にシンクロした風景が描かれているんですが、4年前に書いたストーリーとは思えない程重なる部分もあって、だからこそ強く生き抜く主人公達の生き様を見て心を強く持って頂ければ幸いです。

「ウイルス」を扱った作品ということで、放送時期をズラす選択もありえましたが、このタイミングだから結果的に楽曲配信によるチャリティ企画も行えましたし、意味があったと思います。

――様々なアニメファンが期待していますが、若い世代に向けてはどう楽しんで欲しいですか?

青木:『ジビエート』はテーマや世界観は重く深いですが、「生きる」という誰しもに通じる普遍的なテーマを扱っています。
生き様は死に様でもあって、その短く太いキャラクターの生き様を見てほしいですね。
エンターテイメントの基本を意識して作った、若い世代の方を含む全員がターゲットと言える作品なので、固定観念に囚われずにまず観てもらいたいという気持ちがあります。

『ジビエート』は、起承転結を3話ずつ描く構成になっていて、最初の6話は後半の6話を盛り上げるために存在する……そうした大きな流れを意識した、ロードムービー的なカタルシスがある作品です。

グッと盛り上がるポイントが後半にあるので、そこまでご覧いただければ作品の本当の価値に気づいていただけるはずです。ぜひお付き合いいただければ嬉しいです。

『ジビエート』
■放送局
7月8日(水)より
TOKYO MX 毎週水曜22:00~

AT-X 毎週水曜23:00~

7月9日(木)より
BSフジ 毎週木曜24:00~
※初回放送は事前PR番組になります。アニメ本放送は7月15日よりスタートします。

■配信サイト(予定)
TV放送開始にあわせて下記のサービスにて配信をご覧になれます。
Hulu
dアニメストア
FOD
J:COMオンデマンド
みるプラス
TELASA
auスマパスプレミアムほか

■スタッフ
企画・原作・製作総指揮:青木良
キャラクター原案:天野喜孝
モンスターデザイン:芹沢直樹
監督:小美野雅彦
副監督:玉田博
キャラクターデザイン:小美野雅彦
プロップデザイン:野澤健太 若山温 國井実可子
総作画監督:小美野雅彦
キーアニメーター:小野晃 國井実可子
音楽(劇伴):古代祐三
音響監督:郷田ほづみ
美術監督:大西穣
美術設定:坂本竜
美術・背景:ビック・スタジオ
色彩設計:渡部勇輔
撮影監督:西村徹也
撮影:スタジオエル
3D監督:平将人
特殊効果:太田良之
オフライン編集:早川裕
オンライン編集:キュー・テック
音響制作:神南スタジオ
制作:ランチ・BOX×スタジオエル

オープニング曲:「GIBIATE」
作曲:吉田健一/SUGIZO
編曲・サウンドプロデュース:SUGIZO
エグゼクティブプロデュース:青木良

エンディング曲:「ENDLESS~時を超えて~」
作詞:青木良
作曲・編曲・サウンドプロデュース:SUGIZO
歌:大黒摩季
ドラム:真矢
エグゼクティブプロデュース:青木良

■キャスト
神崎千水:柿原徹也
船田キャスリーン:藤井ゆきよ
真田兼六:東地宏樹
鬼倉雪之丞:羽佐間道夫
ヨシナガ博士:池田秀一
鳩波彩愛:七海ひろき
鳩波連司郎:石井康嗣
祖師谷紅蓮:郷田ほづみ
葉室克典:木村良平
佐久間秀典:落合福嗣
美樹本伊佐夫:崎本大海
船田ユリカ:伊藤えみ


GIBIATE PROJECT - ジビエート プロジェクト
『GIBIATE(ジビエート)』プロジェクト公式Twitter
(C)「GIBIATE PROJECT」製作委員会
《石井誠》
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