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アニメ!アニメ!では、実写PVへの撮影を控えた早田進次郎役の木村良平さん、諸星弾役の江口拓也さんにインタビュー。
それぞれが装着する「ULTRAMAN SUIT」、「ULTRAMAN SUIT ver.7」(通称・SEVEN SUIT)への想いや、シーズン2への意気込みを語ってもらった。
なお、本インタビューの後日、木村さん、江口さんは実写PVの撮影を行った。本記事ではその撮影風景スチールを合わせて掲載する。お二方が期待に胸を躍らせる実写PVの一端が垣間見えるものとなっている。
[取材・文=潮田茗]
■「まさかセブンも!?」ファンの期待が現実に
――この取材の直前に、オリジナル実写短編PVの概要についてお知らせがあったそうですね。まずは、率直なご感想を教えてください。
木村:カッコいい!
江口:絵コンテや構成案を始めて見せていただいたばかりなので、「こんな形で出演するのか!」と驚いているところです。
木村:まだどんなふうに完成するかは未知数ですが、なんといっても手がけていただくのは“カッコよく撮るプロ”の円谷プロダクション。
地上波版の主題歌となるOLDCODEXの楽曲も素晴らしいですし、どんな映像になるのか楽しみですね。
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木村さん実写PV撮影の模様
江口:先日、SEVEN SUITのフィッティングをしてきました。想像以上にしっかり作り込まれていてワクワクしましたね。
木村:(江口のフィッティング写真を見て)うわ、カッケー! これ着るためにクレーン車がいるんでしょ?
江口:いや、俺そこまで大きくないわ!
――(笑)。木村さんはすでに2019年3月に行われたワールドプレミアでスーツ姿をお披露目しておりますが、手応えはいかがでしたか?
木村:正直、一歩間違えたらギャグになりかねないかなとも心配をしていたんですが、ポジティブな意味で「やりよった!」ってリアクションをしてくれた人が大半だった感触です。
今度は江口が着たときに、みなさんがどういう反応をしてくれるかが楽しみですね。
江口:「まさかセブンも!?」って思いますよね。だって、ひとつ作るだけでものすごい大変なのに。
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江口さん実写PV撮影の模様
■スーツの着心地は?
――2019年12月14日(土) に開かれた「TSUBURAYA CONVENTION 2019」スペシャルステージに2体のスーツがお目見えしたときの大歓声もすごかったです。ウルトラマンファンの夢を叶えたお二人が羨ましい方もたくさんいらっしゃるかと。
江口:スーツ着る日が来るとはおもってなかったね(笑)。
木村:夢って、実現する可能性があるから見られるものじゃないですか。自分がウルトラマンスーツを着ることなんて想像もできなかったから、夢にも思ってなかったんですよ。
――それぞれのスーツを装着されたときの感想を教えてください。
木村:想像はしてましたけど、なかなか過酷でした。ふたりがかりで装着させてもらうんです。スーツを作るプロはもちろん、着せるためのプロもいることがすごい。
自力で動かすのは正直大変で筋力も必要にはなりますが、キメポーズはきちんと取れる仕様で作っていただいているんです。あんなに動けると思わなかったな。
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江口:うん。手袋の部分にも指の一本一本関節が刻まれていて、それがひとつひとつ稼働していくから。つなぎ目もものすごく細かく作られていました。
木村:アニメに出てくる時点では、こうして実際に作られることに配慮して設計されたわけではないはず。絵に描かれたものを、現実に着られるものとして作り出してしまう技術のすごさに驚きました。
江口:なんといっても、洋服では決して味わったことのない着心地!
木村:重たいというよりは、包まれてる感覚だよね。
江口:そうですね。圧迫感はないんですけど、すっぽり覆われているような感じ。フィッティングの時点では頭部まで付けてないんですけど、閉所恐怖症だったらちょっと怖いかもしれない。
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木村:恐怖を感じたところで、なにしろ自分じゃ脱げないのも怖い(笑)
江口:たしかに(笑)。逃げられないですね。
木村:でも、スーツってすごいよね。着ると気持ちが高揚してなんにでもなりきれちゃう気がしてくる。
進次郎は難なく走り回って飛び回っていますけど、同じポテンシャルがない僕が着ることによって若干の制限がかかってしまう。実写短編PVではそこのラグがちょっとした不安要素ですね(笑)。
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――シーズン2の製作が決定しておりますが、実際に着用したこと経験がアフレコにいかせる部分もあるのでは?
木村:実感してしまったからこそ、前より力んじゃったらどうしよう。
江口:アハハ! もしかしたらマイク前で、スーツを着た時の自分としての感覚を思い出しちゃうかもしれないですね。
木村:「おいしょー!」「おらー!」って言いながら戦ってしまうかも(笑)
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