会場には古代進役の小野大輔、森雪役の桑島法子、島大介役の鈴村健一、クラウス・キーマン役の神谷浩史、アベルト・デスラー役の山寺宏一、ズォーダー役の手塚秀彰、監督の羽原信義、シリーズ構成の福井晴敏が登壇。桐生美影役の中村繪里子が司会を務め、最終章を迎えた喜びや感動、熱い想いが語られた。
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小野大輔
トークは、シリーズの最終章を迎えて感極まった羽原監督の挨拶から、1回目の舞台挨拶直後に楽屋で小野も涙をこらえていたことをバラされるという展開でスタート。
小野は関係者試写でも涙を流したそうで、「この作品を観るとなぜか涙が溢れてくる。作中で古代としてはつらいことも多くありましたが、それが全部今日で報われたのかな」と、作品へ没頭した思いを打ち明ける。
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鈴村健一
続いて桑島も「実は私も試写で泣いていました」と明かし、「アフレコがない時期も『ヤマト』と共に生活している感覚がありました。それが最終章を迎えて急に寂しくなって……受け止めきれない、気持ちの整理ができない状態で試写を観ていました」とコメント。
鈴村は「僕は出演していますから、内容を全部知ったうえで改めて本作を観ましたが、想像を上回る仕上がりになっていました。期待していただいて大丈夫です」と、これから観賞するファンを前に太鼓判を押した。
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神谷浩史
さらに神谷は、1回目の上映後舞台挨拶では会場の様子が気になり、登壇前に扉に耳を当てて様子を伺っていたことを告白。
また、自身のキャラクターについて「キーマンは当初ひとつの答えしかないキャラクターだったので、演者としては窮屈でした。その後、デスラーが登場してからは、彼の心が揺れる様を表現できるようになり、本当に毎回楽しかったです」と振り返る。
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山寺宏一
すると山寺はこれを受けて、「ウチの甥っ子(キーマンはデスラーの甥にあたる) は話が上手だね~」と笑いを取りつつ、「最初はプレッシャーを感じていて、自分がデスラーをちゃんとやれているかということばかり気にしていたんですが、終わってみると自分のことなんかどうでもよく、とにかくこの素晴らしい作品に参加できてよかったというのが一番です」とトーク。
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手塚秀彰
そして手塚は「役者として、これだけの大作に出会うことはそうそうないんです。ズォーダーはあのキャラクターデザイン、あの顔ですから(笑)悩みながら演じてなんとか乗り切ってきました」と、演じるにあたっての苦労を回想した。
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舞台挨拶の後半には、花束の贈呈や記念写真の撮影へ。全体の記念写真では、キーマン役の神谷がガミラス式の敬礼でファンサービスをしてみせる場面も。
最後の挨拶では、キャストを代表して小野が「感謝でいっぱいです。偉大な作品の旅路をただなぞるわけではなく、この時代に生きる僕たちの熱量、魂でこの艦(ふね)を進められたことを誇りに思っています。僕らもそうですがみなさんがヤマトクルーです」と語り、上映記念舞台挨拶の幕が閉じられた。
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第七章「新星篇」<最終章>
全国35館にて期間限定劇場上映中
上映劇場にて特別限定版Blu-ray最速先行販売中
デジタルセル版同時配信スタート
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(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会