「メカトロウィーゴ」が“あにめたまご”でアニメ化! その舞台裏と見どころは? 益山監督×岡田Pが明かす【インタビュー】 2ページ目 | アニメ!アニメ!

「メカトロウィーゴ」が“あにめたまご”でアニメ化! その舞台裏と見どころは? 益山監督×岡田Pが明かす【インタビュー】

文化庁平成30年度 若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご2019」より、『Hello WeGo!』を手がけたWIT STUDIOにスタジオインタビュー。益山亮司監督と岡田麻衣子プロデューサーに若手育成と作品の見どころについて話をうかがった。

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『Hello WeGo!』(C)ウィットスタジオ/文化庁 あにめたまご2019
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  • 益山亮司監督、岡田麻衣子プロデューサー
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■アニメ業界で人を育てるということ


――岡田さんは以前、「アニメミライ2014」では『パロルのみらい島』のプロデューサーを務めておいでです。若手アニメーター育成プロジェクト2回目のチャレンジにはどういった思いがあったんでしょうか?

岡田P
前回は個人の技術的な面での成長については相応の手応えがあったのですが、チームとしては作品制作が終わった後すぐに解散してしまいました。
また作品も継続することが出来なかったので、今回はそれも目標にしています。

自分たちがゼロから作った作品がTVシリーズとして継続できたら、その体験は若手アニメーターにとって大きな自信と成長につながるはずですし、『Hello WeGo!』はその可能性がある作品だと思っています。

益山監督
TVシリーズ化、できたらいいですね。

『Hello WeGo!』(C)ウィットスタジオ/文化庁 あにめたまご2019
――若手の教育という側面で、監督はどういった思いで取り組まれたのですか?

益山監督
教育という形で一方的に教え込むことはできるのですが、それをやってもあまり意味がないと思うんですよね。
アニメを作るにはモチベーションが必要で、結局それがあるか、ないかが作品にも現れますから。含めてどうすれば学びと両立できるのか? というところはとても難しかったです。

教育面では指導原画マンという形で2名の方に入っていただいているのですが、おふたりともアニメーターとしても指導者としても優秀な方で、とても助けられました。

岡田P
一方的にならないようにする反面、作品に関する情報やコンセプトなど基本的なことはなるべく時間をかけてしっかり情報共有をするように心がけましたね。

益山監督
それこそみんなで『メカトロウィーゴ』のプラモデルを作ったりしましたね。

岡田P
監督にもこまめに相談したりチェックしてもらったりできるようにし、なるべくコミュニケーションが密になるようにしました。

メカ作画は立体物を組むことで構造を理解し、実物を参考にしながら行った。



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《いしじまえいわ》
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