「はたらく細胞」新作「風邪症候群」の見どころは? 今後の可能性は? 高橋Pに聞いた【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

「はたらく細胞」新作「風邪症候群」の見どころは? 今後の可能性は? 高橋Pに聞いた【インタビュー】

2018年夏クールに放送されたTVアニメ『はたらく細胞』より、アニメ化の企画を立ち上げ、プロジェクト全体を製作する高橋祐馬プロデューサーにインタビュー。12月26日放送の新作エピソード「風邪症候群」や今後の可能性まで話を聞いた。

インタビュー
(C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
  • (C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
  • 高橋祐馬プロデューサー
  • 高橋祐馬プロデューサー
  • (C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
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2018年夏アニメ『はたらく細胞』が世界中で大ヒットした。
日本の動画サービス「niconico」が実施した「ネットユーザーが本気で選ぶ!アニメ総選挙2018夏」では見事1位に。
中国のアニメ最大手配信サイト「ビリビリ動画」においても全話の累計視聴総数が1億4千万回突破、アメリカの大手日本コンテンツ配信サイト「Crunchyroll」でも夏アニメの中では1位の再生回数を記録した。

原作は清水茜が「月刊少年シリウス」にて連載中の同題コミック。赤血球や白血球など擬人化された細胞たちの日常を描き、そのユニークな視点や細胞に関する知識を気軽に学べる点で人気を博している。
このほか2018年11月には舞台「体内活劇『はたらく細胞』」が上演されたほか、今後は初となるアプリゲーム『いつでも はたらく細胞』がリリース予定。幅広いメディア展開でファンを楽しませてくれている。

12月26日放送の新作エピソード「風邪症候群」の期待も高まる中、アニメ化の企画を立ち上げ、プロジェクト全体を製作する高橋祐馬プロデューサーにインタビュー。
TVシリーズの振り返りから新作エピソードの見どころ、さらに今後の可能性はありあえるのか……話を聞いた。
[取材・構成=乃木章]

■国内のみならず海外でも大ヒット!


高橋祐馬プロデューサー高橋祐馬プロデューサー
――2018年夏アニメの中でもかなりの注目を集めた『はたらく細胞』ですが、あらためてTV放送を振り返っていかがですか?

高橋
想像以上に視聴者の方に盛り上がっていただき、とても嬉しかったですね。
血小板ちゃんが「可愛い!」とブレイクしたのも大きなきっかけでしたし、TV放送はもちろんのこと各配信サイトでも大変多くの方にご覧いただけました。

(C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
高橋
またBlu-rayやDVDなどパッケージを購入してくださったファンの方も非常に多く、ビジネスとしても好調でしたし、さらに多くのアニメイベントでコスプレをしてくれる人もすごく多くて、それだけ反響があったんだなと感じました。

【関連記事】アニメ「はたらく細胞」中国でも大人気! コア層だけでなく一般層にまで支持されたワケは?

――国境を超えて、人気を集めた理由は何だと思いますか?

高橋
人間の身体の仕組みという普遍的な題材なので、年齢や性別、国籍などを超えて予備知識がほぼいらない。そこが世界中の人に楽しんでもらえた理由のひとつかなと感じています。

――話はさかのぼりますが、あらためてアニメ化の経緯を教えてもらえますか。

高橋
『はたらく細胞』は、自分がプロデューサーとして一から企画を立ち上げた初めてのTVアニメなんです。
偶然、本屋で単行本を見かけて、タイトルが気になって読んでみたら、世界観やキャラクター、ストーリーが衝撃的に面白くて。「映像化したら絶対面白くなる! アニメ化したい!」という衝動に駆られました。

当時アニメの仕事は「宣伝プロデューサー」がメインで、制作会社の当ても無いまま、とりあえずすぐ講談社さんに電話をかけてアニメ化の話を持ちかけました。
その後、制作スタジオであるデイヴィッドプロダクションさんとのご縁に恵まれ、2016年からアニメ化の企画が本格的に動き出した形です。

――具体的にはどのあたりが “アニメ映え”すると思われたのですか?

高橋
ひとつは「自分の身体の物語であること」。
エンタメは基本的に他者の物語を描くものですが、『はたらく細胞』は自分の身体の中が舞台で、キャラクターも身体の中で働いている細胞たちなので、感情移入や共感がしやすいのではないかと思いました。

もうひとつは「誰も見たことがないような映像を届けられること」です。
身体の中を舞台にした美術設計や、ひと画面に何十、何百体という細胞のキャラクターがいる光景など、原作マンガでもすでにインパクトがある絵が、アニメの映像表現とかけ合わせることで、より新鮮な映像になるという予感がありました。

→次のページ:「よし、いける!」アニメ化の試金石となったスペシャルPV
《乃木章》
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