「転生したらスライムだった件」なぜスライムを主人公に? 原作者が語る創作秘話、アニメ版の見どころ | アニメ!アニメ!

「転生したらスライムだった件」なぜスライムを主人公に? 原作者が語る創作秘話、アニメ版の見どころ

10月1日より放送スタートするTVアニメ『転生したらスライムだった件』より原作者の伏瀬氏にインタビュー。そもそもなぜスライムを主人公に選んだのか、原作者から見たアニメの見どころなど、気になるポイントを伺った。

インタビュー
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『転生したらスライムだった件』第1話場面写真 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
  • 『転生したらスライムだった件』第1話場面写真 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
  • 『転生したらスライムだった件』第1話場面写真 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
  • 『転生したらスライムだった件』第1話場面写真 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
  • 『転生したらスライムだった件』第1話場面写真 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
  • 『転生したらスライムだった件』第1話場面写真 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
  • 『転生したらスライムだった件』キービジュアル第2弾 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
どこにでもいる普通の会社員の三上悟は、ある日通り魔に刺されて死んでしまい、気が付いた時には異世界に魔物スライムとして転生。
最弱のスライムのはずが、37歳まで童貞だったことに由来して身に付けたチート能力「捕食者」「大賢者」によって、どんどん強くなり「種族問わず楽しく暮らせる国作り」を目指すことになる――。

10月1日よりTVアニメ『転生したらスライムだった件』が放送スタートする。原作は、小説投稿サイト「小説家になろう」で伏瀬氏が発表した同名小説のコミカライズ。
関連書籍を含めた累計発行部数は650万部を突破するほどの人気を誇り、アニメ!アニメ!が事前に行ったアンケート「2018年秋アニメ 期待値の高い作品は?」でも5位にランクインするなど大きな注目を集めている。【関連記事

アニメ!アニメ!では、アニメ放送を前に原作者である伏瀬氏にインタビューを敢行。そもそもなぜスライムを主人公に選んだのか、原作者から見たアニメの見どころなど、気になるポイントを伺った。
[取材・構成=乃木章]

『転生したらスライムだった件』



10月1日(月)より
TOKYO MX、BS11、MBS他にて放送開始
ten-sura.com

■なぜ“スライム”を主人公に?


――様々な展開を経てきた『転スラ』ですが、その発端は2013年からの小説投稿サイト「小説家になろう」での連載になります。本作の投稿前からもともと小説は書いていたんですか?

伏瀬
大学生のとき、賞に応募しようと小説を書いていました。ただ、そのときは色々あって完結まで至らず、社会人になってしまいました。そのまま十数年経って仕事が一段落しまして、小説を書いてみようという気持ちが再燃したのです。しかし、根気が続かず止めてしまいまして。日々更新できる「小説家になろう」で始めてみようと思って書いたのが『転スラ』です。

――現在流行の「異世界転生もの」に本作も位置づけられると思いますが、スライムを主人公にしたのは何故でしょうか?

『転生したらスライムだった件』第1話場面写真 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
伏瀬
普通に人間の状態のまま異世界を体験するのではなく、魔物になって異世界に飛ばされたらどうかな?という気軽な発想がきっかけです。
その中でどんな魔物が良いかな?と考えた時に、ファンタジー世界において最も身近な存在であるスライムがいいんじゃないか?と書き始めました。

初めは10話から30話ぐらいで終えようかなと思っていたのですが、書いているうちにどんどんとアイデアが思い浮かんできて、今のような長期連載の形になりました。

――『小説家になろう』の特徴として読者によるポイント投票がありますが、最初からポイントは高かったのですか?

伏瀬
そんなことはないですよ(笑)。初めの頃は全然ポイントが付かなかったですし、感想が来るようになったのも連載して1週間目ぐらい(基本的に1日1話の更新)ですね。
ちょうど牙狼族が登場する辺りでやっと感想が来まして、「よし、これで頑張れる!」とモチベーションが上がりました。
根気が無いので、もしあそこで感想が来ていなかったらめんどくさくなって書くのを止めていたと思います(笑)。

――その感想をくれた方は今でも覚えていますか?

伏瀬
覚えていますよ。実は丘野優先生なんです(代表作に同じく「小説家になろう」にて連載の『蘇りの魔王』『望まぬ不死の冒険者』など)。
その感想を励みにやっていこうと思えたので、今日まで続けることができました。

《乃木章》
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