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「ガンダムX」ガロード役・高木渉インタビュー“ガンダムの主人公という重責、何も考えずに突っ走った現場”

1996年に放送された『機動新世紀ガンダムX』よりガロード役・高木渉インタビュー。当時の収録エピソードや作品を改めて見返しての感想、放送から21年にわたって作品を支えてくれたファンへの想いなど、『ガンダムX』にまつわる様々な事柄をお聞きした。

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■『ガンダムX』を支えてくれたファンへの想い

――ガンダムシリーズの主人公を演じたことは、ご自身にとってどのような影響を与えていますか?

高木
もう21年前の作品だから、声優さんの中にも「『ガンダムX』見てました!」という人がいて、当時見てくれていた人がいま同じスタジオにいるんだと思うと、やっぱり嬉しいですね。若い声優さんの中には「いつかガンダムの主人公になりたい!」という人も多くて、そう考えるととても光栄なことです。

話はソレてしまいますが、放送時間が朝に移動したときはビックリしましたね。

――放送時間の変更(※)はキャストのみなさんにも衝撃があったのでしょうか?

(※第27話より、関東では金曜夕方5時から土曜朝6時に移動した。他の地方では変更無し)

高木
もちろん驚きはありましたけど、だからといってそこまで大きな影響はなかったです。自分たちで良い作品を作っていると信じていましたし、必ずガンダムXを見て応援してくれる人はいると思っていましたから。正直なところ個人的には視聴率がどうこうとかは分からないので、多くの人に見てはもらいたいけど、好きな人は必ず見てくれると思っていました。最初は「打ち切りガンダム」なんて言われましたけど(笑)、実際、放送から21年経った今でも根強いファンの方はいらっしゃいますからね。


――放送中、そういった視聴者の反響は気にされていたんですか?

高木
飲みながら、ファーストガンダム以来だよなんて冗談言ってました(笑)。希少価値があるでしょ?そういう意味では僕たちは特別だね、なんて言ったりして。でもあらためて作品を見てくれたり、『スーパーロボット大戦』などを入り口として再び注目されたり、「『ガンダムX』大好きでした!」と言ってくださる根強いファンがいて、本当に有難いことです。

当時、イベントもそんなになかったんですよ。それこそ、ガンダム30周年で開催された「GUNDAM BIG EXPO」くらいです。時を経てもフィーチャーして貰えているのはすごく嬉しいです。


――放送から約20年が経ち2018年3月23日には本作のBlu-ray BOXが発売されます。根強いファンの方にとっては待望のBlu-ray化だと思いますが、そんなファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

高木
かつての名作がBlu-rayによって蘇ることに感慨を覚えます。またHDリマスターによってハイクオリティな絵で見られることや、オーディオコメンタリーなど新しい特典もいっぱい付いてくることも嬉しいですね。
リアルタイムでご覧になられていたファンの方は、21年前に戻ったように懐かしみながら見てほしいです。かつて子供だった人が大人になって、「お父さんこんなのに夢中だったんだよ」って子供に見せてあげる。そうやって語り継がれて行って欲しい。『ガンダムX』はそれができる作品だと思います。

「機動新世紀ガンダムX Blu-rayメモリアルボックス」

発売日: 2018年3月23日【1年間の期間限定生産】
価格: 52,000円(税抜

(C)創通・サンライズ
《井の上心臓》
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