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『名探偵コナン から紅の恋歌』高山みなみ×堀川りょうインタビュー「今回はバッチリ、ラブシーンがありますよ!」

2017年4月15日より、劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が公開された。江戸川コナン役・高山みなみと、服部平次役・堀川りょうに今作の魅力やアフレコの様子など、作品について話を伺った。

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『名探偵コナン から紅の恋歌』高山みなみ×堀川りょうインタビュー「今回はバッチリ、ラブシーンがありますよ!」
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■キャラクター同士、そして声優同士の信頼関係

――劇場版は今年で21作目となりました。いまやコナンと平次は、バディのような関係にもなりつつありますが、お二人でお芝居をする上で意識されることはありますか?

高山
特にないかなぁ。もうすっかり、慣れたものです。

堀川
アフレコをしていて面白いのは、みなみちゃんから「この後、こういう演技をするけどいいかな?」と言われた時に、「全然かまわないよ、好きにやって」と気楽に応えられることです。みなみちゃんの感性で出てくるものを信じていますし、それを受けて「こう返せばいいだろう」というのを、打ち合わせするでもなく呼吸で拾いあえる間柄です。

高山
ライバル歴は、『名探偵コナン』よりも前からですもんね(笑)。

堀川
そうですね。同じように、コナンと平次もお互いを信用していて、言葉で言わなくても助けてほしい時にはちゃんと来てくれる。バディ感にも繋がるものかもしれませんが、恋愛とはまた違う絆があるんです。映画ではこれまでに構築された信頼関係が表れていて、見ていてとても小気味いい。これにアクションが絡んでくると、ますますカッコいいんですよね。

高山
二人とも頭の回転が速いから、次に何をしてほしいのか分かるんですよね。先回りして行動してくれると、お互いに信じている。

堀川
シチュエーションも伴って、本当に見ていて気持ちのいいアクションシーンになっています。


――映画の中で、アクション以外にもオススメのシーンがあれば教えてください。

高山 決勝戦が行われる皐月堂へ至るまでの風景が、本当に素晴らしかったです。「京都=紅葉」というイメージがありましたが、その極みのような美しさです。本当にあんな場所があったらすごいよね。

堀川 あれはもちろん架空の建造物ですが、見事なロケーションでした。本当に、「どこでロケハンしてきたの!?」と見たらきっと思いますよ。

――節目の20周年を越えて、これからも走り続ける『名探偵コナン』の魅力を改めて語っていただけますか?

高山
こうやって、平次と和葉を主人公にして映画が作れるんです。どのキャラクターも主人公になりえる強みこそが、『名探偵コナン』の魅力だと思います。青山剛昌先生が緻密に組み立てたストーリーとキャラクターがあって、その全員に、役者の皆さんが渾身の演技で呼吸をさせている。キャラクターたちが、実際に呼吸をして、生活しているように存在するから魅力的なんだと思います。それが視聴者の皆さんに伝わって、より楽しんでいただけているのだ思いますね。

堀川
面白くて素敵な作品というのも言うまでもありませんが、僕が一番大事に思うのは、作品との出会いや、人と人との出会いです。僕は服部平次という役を演じさせていただけることが、本当に嬉しいんですよ。だって、役者は自分で役を選べませんからね。この運命的な出会いを大切にしたいと改めて思います。


――最後に、映画を楽しみにしている読者へ向けてメッセージをお願いします。

高山
1回見ただけでは気づかないような、細やかな面がたくさんあると思います。2回目を見る時は、犯人が分かった上で、なぜこうなってしまったのかをひも解きながら見てみてください。そしてDVDが発売される頃には秋になっているでしょうから、その季節に見ると、また新しい味わいを楽しめると思います。

堀川
劇場で何度も見ていただく方もいらっしゃると思います。年月を経ても見方が変わっていく物語だと思うので、長く愛される作品として可愛がっていただければ、こんなに嬉しいことはありません。

高山
心が弱った時に見て、キュンとして元気になれる映画でもあると思います。とにかく、平次兄ちゃんがカッコいい! 平次が何回「和葉!」と言ったのか、映画館で数えてみてください(笑)
《奥村ひとみ》
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