2017年3月25日(土)、東京ビックサイトにて開催されたAnimeJapan 2017 BLUEステージで生放送アニメ『直感×アルゴリズム♪』制作発表ステージが行われた。『(仮)バーチャルアイドルプロジェクト』として進行していた本作品の正式タイトルが『直感×アルゴリズム♪』であると発表された。ステージ上にはまずMCのニッポン放送アナウンサー吉田尚記が登場し、企画概要を説明。「NTTドコモ×ミグ文化×中国移動 presents 日中共同バーチャルアイドルプロジェクト」としてスタートした本企画は、元を辿れば2014年の生アニメ『みならいディーバ』がある。声優の山本希望と村川梨衣がCGキャラクターの声と動きを務め、生放送ならではのハプニングさえもエンターテインメントに昇華してしまう配信番組だ。その作品に関わっていたスタッフたちが技術進歩を経て中国と繋がり企画されたのがこの生放送アニメ『直感×アルゴリズム♪』だという。吉田アナから呼び込まれると声優の鈴木みのりと岩井映美里、そして劇団ヨーロッパ企画の上田誠と西垣匡基が登壇した。4月7日に公開となる映画『夜は短し歩けよ乙女』の脚本などでも知られる上田は企画協力を、テレビディレクターなどで活躍する西垣は脚本とシリーズ構成・演出を務め、鈴木と岩井は “生まれたてのAIアイドル” を担当する。また、ステージには来られなかった劇団「男肉 du Soleil」の団長・池浦さだ夢が監督・脚本・演出を担当することも紹介された。キャラクターデザインはVOCALOID2 キャラクター・ボーカル・シリーズ 初音ミクなどのキャラクターデザインで知られるイラストレーターのKEIが担当している。ツナギ姿で舞台袖から伸びたケーブルに繋がれている鈴木と岩井。鈴木が担当するのは赤い女の子・キリン。熱血で男勝り、日本の歴史に詳しいという女の子だ。岩井が担当するのは青い女の子のサイ。おっとりとした女の子で天然、中国の歴史に詳しいという。10年間中国在住経験のある岩井は中国語も堪能で、中国語による自己紹介をステージ上で行った。本企画が日中同時配信ということもあり、作中ではサイは中国語しか話さないという設定も明かされた。また歌も本作品の見どころとなるが、歌唱はそれぞれキリンを鈴木が、サイは中国人シンガーの小五(シャオウー)が担当する。まだ顔を合わせて日の浅い鈴木と岩井はステージ上で、お寿司と中華料理を一緒に食べに行こうと約束し合うなど、自由奔放なトークで会場を和ませた。おもに2人が上田と西垣に温かく見守られながら、吉田アナには突っ込まれながらステージは進行していった。メインスタッフのヨーロッパ企画は自身の舞台でモーションキャプチャー技術を用いた作品を発表するなど、実質的な運営技術に長けている。リアルタイムでモーションキャプチャーをするには、地磁気の影響もかなり深刻に配慮する必要があるらしく、本ステージでも岩井の立ち位置は地磁気の少ない場所となった。また生アニメ『みならいディーバ』で頻発し、盛り上がりの一因ともなったのが「ハリツケ」だ。システムトラブルにより主に村川のキャプチャーセンサーがうまく作動せず、CGキャラクターがハリツケをされたかのような状態で固まってしまうこと。ハリツケでありながら、首から上は朗らかな笑顔を絶やさないキャラクターと、そのさまに翻弄されながら村川や山本が放送を進行させる様子は当時大いに盛り上がった。2014年から技術進歩もあり、トラブルも起こりにくくなったが、岩井のデモンストレーション中には、後ろの巨大モニターで映し出されたサイの首がクイッと曲がってしまうアクシデントも。会場爆笑の中すぐさまケーブル接続の修正が行われ、デモンストレーションが再開された。トラブルだけではなく、モーションキャプチャー技術に驚きの声も上がる。目の前で岩井が動き、その動きを繊細に再現する画面上のサイの動きに、大きなどよめきが包まれた。バーチャル空間でサイがボールを持ち上げ、そのボールでとなりに立っているブロックを倒すというデモンストレーションが行われたが岩井は大苦戦。何度も何度もリトライし、時間的にもラストチャンス! となったところで奇跡の大成功。会場から大きな拍手が上がる中、吉田アナもトラブルも含めて楽しむのが生放送アニメだと興奮気味に語っていた。最後に「生放送アニメと言えば?!」「直感、アルゴリズム!!」という登壇者と観客のコール&レスポンスが行われ、イベントは締めくくられた。『直感×アルゴリズム♪』は生まれたてのAIアイドルが物事に触れ、知識を増やしていく“成長”と、アイドルとして売れていくという“成長”、2つの“成長”どこまで進むのかに挑戦するアニメ初の生ドキュメンタリーバラエティ番組。2017年夏、日本ではニコ生、中国ではミーグードーマンで同時配信スタート予定だ。AnimeJapan 2017ビジネスエリア:2017年3月23日(木)~3月24日(金)メインエリア:2016年3月25日(土)~3月26日(日)会場:東京ビッグサイト
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