このほか長編アニメーション部門には、3月に国内公開を迎えるディズニー新作『モアナと伝説の海』や、日本が舞台のストップモーション・アニメ『Kubo and the Two Strings(原題)』、スイスとフランスの共同製作『My Life as a Zucchini(原題)』が並ぶ。長編アニメーション部門にノミネートされた5作品は、全てアニー賞に続いてのノミネートとなった。
歌曲賞では『モアナと伝説の海』のメインテーマである「How Farl’ll Go」がノミネートされた。視覚効果賞は『Kubo and the Two Strings』が選ばれた。アニメ作品が視覚効果賞にノミネートされるのは1993年の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』以来となる。
短編アニメーション部門では、『ファインディング・ドリー』と同時上映の『ひな鳥の冒険』や、日本でも公開された『盲目のヴァイシャ』。ピクサーのスタッフが手がけた『Borrowed Time(原題)』、KICKSTARTERでクラウドファンディングを実施した『Pear Cider and Cigarettes(原題)』、Googleが手がけたVRアニメ『Pearl(原題)』がノミネートされた。『Pearl』のパトリック・オズボーン監督は、前回アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した『愛犬とごちそう』でも監督を務めている。
アカデミー賞授賞式は、2月26日に開催される。
長編アニメーション部門 『Kubo and the Two Strings(原題)』 『モアナと伝説の海』 『My Life as a Zucchini(原題)』 『レッドタートル ある島の物語』 『ズートピア』
短編アニメーション部門 『盲目のヴァイシャ』 『Borrowed Time(原題)』 『Pear Cider and Cigarettes(原題)』 『Pearl(原題)』 『ひな鳥の冒険』