埼玉県川口市のSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザが、日本工学院専門学校と共同でアニメーション人材を育成するプロジェクトを立ち上げた。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016のプロモーションアニメーションを日本工学院専門学校の学生が企画・制作する。この制作を通じてクリエイターの育成につなげる。SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザは撮影・編集・制作・上映を一貫して行える映像関連施設として2003年にオープンした。以来、映像分野における若手映像クリエイターの育成に取り組んできた。今回はプロのクリエイターを育成する日本工学院専門学校とタッグを組む。アニメーション業界を牽引する若手映像クリエイターの輩出を目指す。オープニングアニメーションが提供されるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016は、7月16日からSKIPシティで開催される。日本工学院専門学校の学生は、この企画と制作に挑む。完成したアニメーションは映画祭公式サイトにて6月以降に公開される。一体どんな作品が誕生するのか、今後の展開に期待したい。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、デジタルで制作された作品のみをフォーカスする国際コンペティション映画祭だ。2004年から毎年行われており、今年で13回目を数える。メインのコンペティションは長編部門、短編部門に加えて、2014年からはアニメーション部門を新設している。短編とアニメーション部門は日本のクリエイター支援との趣旨から国内作品に限定した審査が行われる。2015年は世界74の国と地域から長編部門469本、短編部門134本、アニメーション部門81本の応募があった。プロモーションアニメーションはもちろん、コンペティションの行方にも注目したい。[高橋克則]「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016」会期: 2016年7月16日から24日まで会場: SKIPシティ映像ホールほか
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