「あにめたまご2017」作品制作4団体を公募 さらに若手アニメーター個人参加も募集開始
一般社団法人日本動画協会は、平成28年度文化庁委託事業 若手アニメーター等人材育成事業に参加する作品制作団体の募集を4月15日よりスタートした。
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今年度は前年度に続き日本動画協会が事業受託、「あにめたまご2017」の愛称で運営を行う。「あにめたまご」としての事業は2回目となる。
今年度も、これまでと同様にこのプロジェクトの中核となり、アニメーション制作を行うアニメーション制作企業・団体を4つ募集する。制作予算は3800万円、制作団体に選ばれると6月頃から年度末での期間で24分程度のオリジナルアニメーションを制作し、各作品ごとに6名~8名の30歳以下の若手原画アニメーターの育成を目指す。
もうひとつ今年度からの新しい試みとして、若手アニメーター個人からの育成事業参加の希望(個人推薦)が導入される。事業に参加したいが、選定された制作団体に所属しておらず、またつながりもないアニメーターとつなげるものだ。経歴のある原画アニメーター(1名)の推薦があれば、ウェイティングリストに応募できる。制作受託団体は、このウェイティングリストにいるアニメーターをプロジェクトの参加者とすることができる。
制作団体に向けては、4月25日に秋葉原の日本動画協会で応募者説明会が開催される。5月20日が応募書類提出の〆切、先行の結果は5月下旬から6月初旬に通知される。詳細は日本動画協会のサイトにて確認出来る。申込書類も公式サイトからダウンロードすることが可能だ。
「あにめたまご2016」では、シグナル・エムディ、スタジオ4°C、手塚プロダクション、武右ェ門がそれぞれ作品を手がけた。その成果は、東京アニメアワードフェスティバル2016やAnimeJapan 2016などのイベント、またテレビ放送や配信などでも披露された。
制作された作品は劇場公開や、Blu-ray&DVD展開するものもある。人材育成だけにとどまらない成果を見せている。
文化庁 若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご」
http://aja.gr.jp/jigyou/ikusei/bunkacho_anime_ikusei