7月22日より六本木・森アーツセンターギャラリーで開催されるルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の記者発表会が品川プリンスホテルにて行われた。 同展は、ルーヴル美術館を漫画で表現するという新たな試み「ルーヴル美術館BDプロジェクト」の作品を集めたもの。ニコラ・ド・クレシーやマルク=アントワーヌ・マチュー、エリック・リベルジュ、ベルナール・イスレール、クリスティアン・デュリユー、ダヴィッド・プリュドム、エンキ・ビラル、エティエンヌ・ダヴォドー、フィリップ・デュピュイらバンド・デシネ(BD)作家に加え、荒木飛呂彦や坂本眞一ら7名の日本の漫画家の作品も展示される。 発表会ではルーヴル美術館 文化制作局出版部 副部長 ファブリス・ドゥアール、テイエリー・ダナ駐日フランス大使、首都大学東京 准教授 古永真一が登壇。同展が世界初の美術館によるBDの展覧会であり、漫画とBDの相互理解を深めるとともにこれらを通してルーヴル美術館の伝統と新たな魅力と伝える意図もあるという。また、この日は展覧会MUSEとして女優・モデルなど多岐にわたって活躍している菜々緒が女神を彷彿とさせる衣装で登場。展覧会では坂本眞一が菜々緒をテーマに描いた作品も展示されるのも注目だ。 1793年に開館したルーヴル美術館は展示面積、所蔵品、展示数も世界最大級。「モナリザ」「サモトラのニケ」「ミロのヴィーナス」など歴史的作品を数多く展示してきた。 19世紀に活躍した哲学者ヘーゲルが「美学講義」で建築を第1の芸術と区分して以降、彫刻や絵画などの芸術が分類、参照されてきた。新興勢力であるBDが第9の芸術として広まったのは70年代とみられている。 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」は7月22日から9月25日まで東京、12月1日から2017年1月29日まで大阪、その後は福岡、名古屋でも開催予定。参加する日本の漫画家は荒木飛呂彦、坂本眞一、谷口ジロー、松本大洋、五十嵐大介、寺田克也、ヤマザキマリ。原画、下書き、ストーリーボード、デジタル作画を撮影したビデオ上映などを堪能できる。さらにオフィシャルサポーターとして公式イメージソングを米津玄師、音声ガイドを声優の神谷浩史が担当した。 [川俣綾加]「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」 http://manga-9art.com/
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