「この世界の片隅に」が仏・アヌシーに 国際映画祭でメイキングを披露
2016年秋に国内公開される長編劇場アニメ『この世界の片隅に』が、アヌシー国際アニメーション映画祭にいち早く登場することになった。
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詳細は今後の発表になるが、期間中に本作の関係者が現地を訪れて作品の概要やいかに制作されているかが紹介されそうだ。2015年は同じセクションで『バケモノの子』が取り上げられており、それに続くものとなる。
『この世界の片隅に』は、戦時中の広島・呉で生きるすずの日常を描いた作品だ。こうの史代のマンガを原作に、『マイマイ新子と千年の魔法』などで知られる片渕須直が監督、脚本を務め長編劇場アニメとする。アニメーション制作はMAPPAが手がける。
日本では制作準備に長い期間をかけたが、クラウドファンディングで大きな成功をしたのをきっかけに公開につながった。そうした経緯も映画祭の中では語られることになりそうだ。
アヌシー国際アニメーション映画祭は、カンヌ国際映画祭から独立するかたちで1968年に設立された。最も歴史が古いだけでなく、上映本数も世界最大規模、コンンペティションや企画上映だけでなく、人材や企画、ビジネスなどあらゆる分野をカバーする。2016年は6月13日に開幕する。
「The Work in Progress」は、今後の話題作のメイキングをいち早く知ることが出来ると人気のプログラムとなっている。『この世界の片隅に』の他、ドリームワークス・アニメーションの『Trolls』、フランスの『Zombillenium』、韓国の『The Shaman Sorceress.』が取り上げられる。
さらに2016年は初めての試みとして、新作テレビシリーズの「The Work in Progress」を実施する。すでの大ヒット作『Samurai Jack!』の新シリーズが決まっている。
『この世界の片隅に』
http://www.konosekai.jp/