「迷家ーマヨイガー」がクラウドファンディング利用で後援会設立 声優と聖地巡礼ツアー等
2016年4月放送開始される『迷家-マヨイガ-』の後援会が立ち上がった。ファンがアニメ制作現場をより近い距離から応援できるようクラウドファンディングを実施する。
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放送開始まで1ヶ月と迫るなか、本作の後援会が立ち上がった。後援会とタイトルしているが、これがクラウドファンディングを活用したこれまでにないかたちになっている。クラウドファンデイングは提案されたプロジェクトを実現するためにファンがお金を投じる仕組みである。
後援会はファンがアニメ制作現場をより近い距離から応援できるよう実施するものだ。後援会会員になると、限定グッズや特別イベントの参加権がプレゼントされる。アニメの新しい応援方法として注目を集めそうだ。
『迷家-マヨイガ-』は、ユートピアな暮らしができると都市伝説として囁かれる納鳴村(ななきむら)を舞台に、閉鎖された村での人間模様と心の葛藤を描く群像ミステリー。ストーリーの詳細は明かされていないが、謎が謎を呼ぶスリリングな展開を目指すという。
これまで群像劇でヒットを飛ばしてきた水島努監督と岡田麿里だが、一筋縄ではいかない作品となりそうだ。
今回、後援会として、本作のクラウドファンディングサービスが実施される。取り組みの背景としては、近年、TVアニメが一過性のコンテンツとして消費が加速し、ファンと作品との結びつきが希薄になっていることが理由だという。ひとつひとつの作品との深い結びつきを創出したいということから願いから実現した。
支援金は、制作費のほか、タイアップや広告展開などプロモーション活動に利用される。
後援会に参加すると、アニメの舞台である納鳴村の村民になれる。支援金額によって、ブロンズ村民、シルバー村民、ゴールド村民、プラチナ村民、村議会議員に分かれ、それぞれ様々な特典がプレゼントされる。
3,000円コースのブロンズ村民には、キャラクターデザイン:井出直美描き下ろしによるデジタル村民証のほか、WEBラジオ聴取権、設定資料やスタッフコメントを掲載した公式資料集を提供される。
8,000円コースのシルバー村民は、BD/DVD第1巻のエンドロールに名前が掲載されるほか、第1話複製アフレコ台本、最終話上映ウェブイベント視聴権が獲得できる。
さらに400,000円コースの村議会議員になると、出演声優や制作スタッフとともに聖地巡礼できる「日帰り迷家バスツアー」の参加権が与えられる。
特典や参加方法など詳細は、後援会ホームページにて確認できる。
『迷家-マヨイガ-』
(C) diomedea・Ponycanyon/project迷家