豊永利行×大森監督×横山プロデューサー「アーティスト・豊永利行」を語る/『デュラララ!!×2転のOPができるまで-後編- 2ページ目 | アニメ!アニメ!

豊永利行×大森監督×横山プロデューサー「アーティスト・豊永利行」を語る/『デュラララ!!×2転のOPができるまで-後編-

7月から『デュラララ!!×2 転』がスタートするのを前に、OPテーマを担当し、竜ヶ峰帝人も演じる豊永利行さん、大森貴弘監督、横山朱子プロデューサーの3人に話をうかがった。

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―その平和な第4.5話から、13話以降のいわゆる『転』を控える本編はずいぶん遠いところまで来た感じがあります。『転』はいったいどうなってしまうのでしょうか。

大森 
帝人が視聴者の方の望まない方向にどんどん突き進んでしまいます。

豊永 
普段、監督に役のことを相談したりしないんですが、11話と12話に関しては相談の中で出てきたのが「僕の中での『わからない』も含めて帝人なんだ」という答えでした。それを監督がOKと言ってくださった。
12話最後の正臣や園原さんに対するモノローグの気持ち含め、言葉の奥にある「何考えてんだ?」というところを、あまりかみ砕かないようにしようと心がけて作ってました。

大森 
帝人が取っていく行動は、帝人自身が俯瞰して掴めちゃうとおもしろくないんですよ。豊永くんは今のスタンスで、自分がわからないままでやっているくらいがちょうどいい。

―ありがとうございます。それでは最後に『転』に向けて、メッセージをいただけますか?

大森 
『転』の序盤は同じ一日の中を描いていきます。各キャラの考えや成り立ちなどを深く掘り下げながら点描し、より群像劇然としていろんな視点から語られます。各話数の関わりが短いスパンでどんどん入れ替わる。3クール目の『結』へと繋がる地盤ともなりますので、そこを見逃さないでいただきたいと思います。

豊永 
『転』になって帝人からは少し外れた視点になっているので、それが果たしてどうなるのか。新キャラクターとの絡みや、おそらくまた後半には帝人たち来良組の視点にも戻ってくると思います。僕の中の「わからない」という気持ちを忘れないようにしつつ、がんばって行きたいと思います。

横山 
物語は『転』という名前の通りの展開になります。動いていないようでものすごく動いていたり、動いているようで、実は時間がほとんど動いていないといった複雑に絡み合った部分を見逃さずにしていただきたいです。その先にある『結』まで、長いシリーズではありますが、ぜひトータルで楽しんでいただけたらと思います。

TVアニメ『デュラララ!!×2』公式サイト
http://www.durarara.com/
「豊永利行ミュージックサイト」
http://www.toyonaga.info/

《細川洋平》
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