海外映画上映の規制が厳しい中国において、日本映画を扱った貴重な映画展が開催された。5月7日から9日の3日間、中国・上海市内の3カ所のシネコンにて、上海芸術電影聯盟主催の「日本電影展」が開催された。期間中、『るろうに剣心』など2014年日本で公開された7作品が上映され、約4000人の観客を動員した。現地のファンが大スクリーンで日本の映画を観る貴重な機会となった。今回初開催となった「日本電影展」は、中国国内での日本映画の認知度向上および地中映画交流の促進を目的としている。上映作品はアジアでも大ヒットとなった『るろうに剣心』シリーズ2作のほか、『海月姫』、『ぼくたちの家族』、『まほろ駅前狂騒曲』、『テルマエ・ロマエii』、『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』など昨年日本でヒットした7作品が選ばれた。マンガ原作の作品が多いのは、日本の映画業界の傾向も反映していそうだ。会期前に多くの上映チケットが完売し、ほとんどの上映が満席となる大盛況であった。3日間で若い客層を中心に3879人を動員した。外国映画の上映に厳しい規制がある中国では、映画祭以外で日本映画が上映される機会は少ない。だが現地スタッフによると、インターネットの普及により日本人俳優・タレントの認知度は高くファンも多いという。今回のイベントも各作品の出演者のファンを中心に観客が集り、日本映画への関心の高さをうかがわせた。
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