「攻殻機動隊ARISE」、TOHOシネマズ新宿初日を飾る 坂本真綾と松田健一郎が登壇
4月17日、TOHOシネマズ新宿にて『攻殻機動隊ARISE』border:1~4の上映会が開催された。トークショーでは坂本真綾さんと松田健一郎さんが登場しトークを繰り広げた。
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今回のイベントは、アニメ情報誌「ニュータイプ」の創刊30周年とTOHOシネマズ新宿のグランドオープンを記念した「ニュータイプ 映画祭」の一環として行われた。
当日オープンしたばかりのTOHOシネマズ新宿 スクリーン7には大勢のファンが集結した。1989年の原作マンガ連載以降、アニメ映画、テレビシリーズと25年以上の歴史を持つシリーズの人気ぶりを改めて証明するかたちとなった。
上映前のトークショーには素子役の坂本真綾さんとバトー役の松田健一郎さんが登壇。2013年からスタートした新シリーズ『攻殻機動隊ARISE』と、それに連なる最新作『攻殻機動隊 新劇場版』(6月20日公開予定)についてファンの目の前で語り尽くした。
まず坂本さんは「今日はじめて『攻殻機動隊ARISE』をご覧になる方はいらっしゃいますか?」と問いかけると、客席からはちらほらと手が挙がった。シリーズを再編集した『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』が放送中とあって、現在進行形で新たなファンを生み出していることがうかがえた。
二人は未見のファンのためにストーリーの詳細は避けながらも、実は『攻殻機動隊』のファンだったことや、それゆえにキャストを一新した「ARISE」には緊張感があったことなどを語った。
とりわけ松田さんは原作から全作を見ていただけにプレッシャーも大きかったとのこと。アフレコ直前まで自分がバトーを演じてよいのかと悩んでいたが、坂本さんたちの演技を聴いて覚悟を決めたとを明かした。
さらに「少しでもバトーに近づけるように……」とペットボトルのフタを目につけてバトーになりきるパフォーマンスも披露し、会場の笑いを誘っていた。
『攻殻機動隊 新劇場版』に話題が移ると、すでにアフレコが終了していることが発表された。収録はこれまで以上にスムーズに進み、公安9課がチームワークを発揮するストーリーと同様、キャスト陣のコンビネーションも抜群だったようだ。
最後に坂本さんは、1995年の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』で少女の義体に入った素子を演じてから、現在にいたるまでの想いを伝えた。そして「ARISE」シリーズについて「より一層9課のメンバーと素子を好きになっていただけるのではないか、そうでありたいなと思っています」と語り、トークショーを締めくくった。
[高橋克則]
『攻殻機動隊 新劇場版』
http://kokaku-a.jp/
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