第九回声優アワード授賞式徹底レポート!主演男優賞の小野大輔「声優という仕事が大好きです!」 | アニメ!アニメ!

第九回声優アワード授賞式徹底レポート!主演男優賞の小野大輔「声優という仕事が大好きです!」

3月7日、第九回声優アワードの授賞式が行われた。あいにくの曇天ではあったが、会場は華やかな熱気に包まれていた。その会場レポートをお届けする。

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第九回声優アワード授賞式
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さる3月7日、第九回声優アワードの授賞式が行われた。あいにくの曇天ではあったが、会場は華やかな熱気に包まれていた。
18時にオープニングアテーションがあり、開催の挨拶。MCは文化放送アナウンサーの長谷川のび太と室照美。長谷川は一回目の授賞式からMCを担当している。会場には受賞者の他に、関係者、抽選で招待されたファン、そして多くの報道陣が詰めかけた。
[高浩美]

声優アワード
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■ 新人賞のプレゼンターはキートン山田、大先輩のエール、気持ち新たに

まず、新人賞の発表から始まった。新人男優賞の逢坂良太、斉藤壮馬、花江夏樹、それから新人女優賞の雨宮天、上田麗奈、洲崎綾がステージに上がった。プレゼンターは彼らの”大先輩”、昨年に功労賞を受賞したキートン山田である。どの顔も緊張の面持ち。
キートン山田は「ここでしゃべらなければ楽な役ですが、(受賞者の方を向いて)皆さん初めて会いますね。僕、上の孫が20なんですが、(皆さん)近いですね。新人賞は重いと思います。ずっと胸に抱いて、長く頑張ってください。これから続く後輩達のために長く、夢を、頑張ってください!」とエールを送った。  

それから逢坂良太が挨拶した。「デビューしてから、まだ5年程しか経っていませんが、新人賞という素晴らしい賞を頂きまして嬉しく思います。これから先、賞を頂いたことによって更なる努力をし、声優という職業を世の中に、ひとつの力となって広めていけたらと思います」と挨拶した。

続いて斉藤壮馬がマイクの前に立った。「このたびはこのような賞を頂き、光栄に思っています。高校生の頃、自分が苦しい時にアニメーションや映画をたくさん観て、救われたなと、思ったこと、そしてこちら側(演じる側)に立ちたいと思ったこと、今でもよく憶えています。この年(2014年)はたくさんの演技(する機会)に恵まれた年で、ここにこうして自分が立っているのも、ファン、スタッフ、先輩、友人、家族、の出会いのおかげと思っています。これで満足することなしに、これの縁を広い世界につなげていけるように精進したいと思います」と決意を新たにした。

花江夏樹は「(デビューして)5年になりますが、ただ、ひたすら楽しく、楽しく続けてきましたが、図らずも今回、このような新人賞という素晴らしい賞を頂いて光栄に思っています。高校の頃、なんの取り柄もない奴だったんですが、声優になりたいと言ってて……背中を押してくれた両親になにより感謝いたします」と挨拶した。

続いて女性陣の挨拶。まず、雨宮天は「2014年は激動の年で、初めて挑戦させて頂くことばかりで、そのたびにたくさんの方々に支えられ、応援して頂き、このステージに立たせて頂けるのは皆様のおかげだと思っています。私は未熟であるという自覚を持ち続け、貪欲に学んでいきたいと思います。新人という言葉に甘えずに、そしてこの賞に恥じないように頑張っていきたい」とコメントした。

上田麗奈は「このたびはこのような賞を頂きましてありがたく嬉しく思います。私は自分のことがずっと好きではありませんでした。凄く…自分の好きなところも嫌いなところもあって、でも、この仕事を始めて、自分の嫌いだなって思っているところを生かすことが出来るんだなっと、必要としてもらえる場所が出来たんだなっていうのが凄く嬉しくて、一秒でも長く、この”場所”にいられるように、日々、これからもひとつひとつ、頑張っていきたいと思います」としみじみと語った。

洲崎綾は「このような身に余る賞を頂きまして光栄に思っています。昨日受賞者が発表されて、家族にメールを送ったら、母親が凄く喜んでくれまして……高校生の頃からずっと(声優に)なりたいって言ってて『頑張ったね』と言ってもらって幸せな気持ちでベッドに入りました(笑)。こういう賞をもらうのは中学生以来で、ちょっとくすぐったかったり、恥ずかしかったりするんですが、今後も(この幸せを)かみしめてこれからも初心を忘れずに精進してまいりたいと思います」と家族に祝福されたことを語ったが、喜びもひとしおな様子であった。
《高浩美》
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