第87回米国アカデミー賞 視覚効果賞ノミネートに大作並ぶ「インターステラー」からアメコミ原作まで
米国の映画芸術科学アカデミーはロサンゼルスにて第87回米国アカデミー賞のノミネートを発表した。視覚効果の成果を顕彰する視覚効果賞もそのひとつである。
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2015年のノミネートに残ったのは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『猿の惑星:新世紀』 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『インターステラー』『X-MEN:フューチャー&パスト』の5作品である。最先端のテクノロジーが評価のポイントのひとつでもあることから、巨額の製作資金をかける超大作が並んだ。
米国アカデミー賞はノミネートを決定するにあたり、事実上の第一次審査に10作品のリストを2014年12月5日に発表していた。このなかでノミネートを逃したのは『Godzilla』『ホビット 決戦のゆくえ』『ナイトミュージアム エジプト王の秘密』『トランスフォーマー/ロストエイジ』の5作品である。いずれも観客を驚かせた傑作ばかりだけに、視覚効果賞の競争の厳しさを感じさせる。
一方で、『キャプテン・アメリカ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『X-MEN』とアメコミ原作が全てノミネートに残ったのは象徴的だ。アメコミ原作が大盛況のいまのハリウッドを反映している。
映画芸術科学アカデミーは、2015年2月22日にハリウッドにあるドルビーシアターで授賞式を開催する。ここで他の賞と同様に、最優秀作品が明らかにされる。厳しい競争を勝ち抜いた2014年最高の視覚効果を持った作品はどれに決まるのか、多くの人が注目している。
第87回米国アカデミー賞
(ACADEMYOFMOTIONPICTUREARTSANDSCIENCES
87thANNUALACADEMYAWARDS)
/http://www.oscars.org
[視覚効果賞(Visual Effects)ノミネート作品]
■ 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
Dan DeLeeuw, Russell Earl, Bryan Grill and Dan Sudick
■ 『猿の惑星:新世紀』
Joe Letteri, Dan Lemmon, Daniel Barrett and Erik Winquist
■ 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
Stephane Ceretti, Nicolas Aithadi, Jonathan Fawkner and Paul Corbould
■ 『インターステラー』
Paul Franklin, Andrew Lockley, Ian Hunter and Scott Fisher
■ 『X-MEN:フューチャー&パスト』
Richard Stammers, Lou Pecora, Tim Crosbie and Cameron Waldbauer