ビジネスエリア以外にも、AnimeJapan 2015は大きなチャレンジを行う。課題として挙げられたファミリー、そして前日夜のお台場のライブスペースZepp Tokyoで行われるイベントだ。
さらに大きくなるAnimeJapan、最後に総合プロデューサーに、2015年の目標を伺った。
―金曜日にZepp Tokyoで新たなイベントをやることが発表されています。これはどういったものですか?
池内
前夜祭です。音楽を中心としたアニソン、DJイベントになります。
廣岡
現在は検討の段階ですがアニソンのアーティストの方も呼べたらいいなと思っています。遠方から来ていただく方も多いと思うので、せっかくなので前日から楽しんで頂きたいですね。
―2014年は2日間の開催だったけど、今年は2.5日みたいな。
池内
そんな感じです(笑)。
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AnimeJapan 2014の会場の様子
―何回かお話が出ましたが、ファミリーアニメフェスタがどういうかたちになるのか、教えていただけますか。
廣岡
いまの段階でお話できるのはコンセプトの部分で、お祭り感を出したいと考えています。縁日に近いイメージでいろいろなことができたらいいなと。
縁日も、金魚すくいや射的、わたあめとかお面とか、いろいろあるじゃないですか。それをAnimeJapanならではのファミリー向けとして、いろんな作品でいろんなことをやっている、みたいな感じですね。
あとファミリー向けのステージもあります!お子様はきぐるみに会えたり、ショーを見れたりして嬉しいのではないかと考えています。
池内
縁日ということで、参加してもらうために有料のものもありますが、何となくグルっと回って見ているだけでも楽しいかと思います。
―最後に、2015年の抱負を教えてください。
廣岡
現状、施策を練っている最中ですが、まずは前回を超える何か新しい楽しみ、発見があるような素敵なイベントにしていきたいと思っています。
またこれは個人的な目標ですが、ビジネスマッチングにも力を入れたいと思っておりまして、来場者の方が自分がやっている仕事に絡めて「アニメとこんなコラボができるんじゃないか?」と思ってもらえるような場にしたいと思っています。アニメと「商売しよう」という発想ではなく、「大好きなアニメと一緒に仕事がしたい」という思いを具現化できるきっかけになればいいなと思います。
そして、「楽しいイベントだよね」と友だちを連れて来てもらえるようなイベントになるよう頑張ります。
池内
前回はお客さんが「AnimeJapanって何なんだろう?」と思って来て頂いたと思いますし、我々もまずやってみようと始めたイベントです。
そして次の第2回目では、これまでお話しさせていただいたように、AnimeJapanというのは、アニメに対して多方面からアプローチしているイベントなんだということが、お客さんに浸透すればいいですね。それを意識して我々もつくっています。今回のAnimeJapanを見て、また次も来たい、と思ってもらえるようにつくらないといけない。そこが目標です。
―どうもありがとうございました。
AnimeJapan 2015
http://www.anime-japan.jp/
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左)廣岡祐次氏、右)池内謙一郎氏