12月11日、オーストラリアのブリスベーンにて第8回アジア太平洋映画賞(ASIA PACIFIC SCREEN AWARDS)の受賞作の発表、授賞式が行われた。このうち最優秀アニメーション映画賞(BEST ANIMATED FEATURE FILM)は、日本の高畑勲監督による『かぐや姫の物語』が輝いた。同賞を日本作品が受賞するのは、2007年の『秒速5センチメートル』、2012年の『ももへの手紙』に続き3作目だ。ノミネートには『かぐや姫の物語』のほか中国、韓国、オーストラリア・ドイツ合作が並んでいた。また、賞全体のなかで日本からの受賞からは、最優秀アニメーション映画部門だけだった。アジア太平洋映画賞は国際映画製作者連盟公認の映画賞として、設けられている。アジア全域、オセアニア、北中南米、ロシア、中近東と広い地域の作品を対象としている。長編アニメーションのほか、最優秀映画賞、最優秀若者映画賞、最優秀ドキュメンタリー映画賞が主要部門で、監督賞、脚本賞などの個人部門も設けられている。アニメーション部門は当初日本からの作品が多くノミメートされていたが、アワードの知名度が高まると共に、近年は日本作品が減少している。『かぐや姫の物語』は2013年に国内公開、海外は韓国、台湾、香港などのアジア地域の公開に加えて、フランス、ドイツで上映されている。米国公開は2014年10月にスタートした。アヌシー国際アニメーション映画祭ではオープニング招待作品となったが、コンペテションには出品されていない。一方、米国ではボストン映画批評家協会賞とロサンゼルス映画批評家協会賞で最優秀アニメーション映画賞を受賞している。米国アカデミー賞も含めて、今後はさらなる活躍が期待されるところだ。『かぐや姫の物語』(c)2013 畑事務所・GNDHDDTK
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