「アジア・アニメーションシアター」学生アニメーションの上映やシンポジウムを実施
8月16日と17日の二日間、イベント「アジア・アニメーションシアター」が東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎にて開催中だ。日中韓の学生アニメーション上映会やシンポジウムなどを実施し、日本では目にする機会の少ないアジア初のアニメーション作品を紹介していく。
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中国と韓国では世界のさまざまな作品の影響を受けながら、オリジナルのアニメーションの制作が活発に行われている。そうした環境から生み出された作品は、世界の映画祭でも高い評価を受けており、年々その存在感を増しつつある。また教育機関でもアニメーションを専門的に学ぶ学科も増え、若い世代の監督も数多く育っている。
「アジア・アニメーションシアター」では中国・韓国の長編アニメーション監督のトークや、学生アニメーション国際共同制作の報告会などを通じて作品の魅力を探り、今後の課題を検討する催しである。
17日にはシンポジウム「グローバル人材をどう育てるか」を行う。アニメーションの制作・研究が国際化していることに触れ、各大学がグローバルな人材を育成するために、どのようなカリキュラムやプロジェクトを行っているかを発表し、教育の在り方を探っていく。
また「日中韓学生アニメーション国際共同制作 報告会」では東京藝術大学、中国伝媒大学、韓国芸術総合学校の3校でアニメーションを専攻する学生らによる国際共同制作の上映と成果発表がなされる。中国、韓国の学生および教員を横浜に招待し、10日間缶詰になって制作した短編アニメーションとは一体どのような作品なのか。こちらも見逃せないプログラムになりそうだ。
そのほか作品の上映会もあり、研究者はもちろん一般のアニメファンにとっても興味をそそられるイベントとなっている。
[高橋克則]
「アジア・アニメーションシアター」
/http://animation.geidai.ac.jp/aat/
開催日程: 14年8月16日(土)、17日(日)
会場: 東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
入場無料