「寄生獣 セイの格率」記者会見 平野綾、島崎信長、花澤香菜、安野希世乃、前田玲奈、田中敦子が登壇 | アニメ!アニメ!

「寄生獣 セイの格率」記者会見 平野綾、島崎信長、花澤香菜、安野希世乃、前田玲奈、田中敦子が登壇

TVアニメ『寄生獣 セイの格率』の記者会見が8月15日に行われた。キャストより平野綾さん、島崎信長さん、花澤香菜さん、安野希世乃さん、前田玲奈さん、田中敦子さんが登壇した。

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1988年から95年にかけて「月刊アフタヌーン」(講談社)ほかで連載されたSFマンガ『寄生獣』は、二つのメディアでの映像化が決定している。まず2014年10月からテレビアニメ『寄生獣 セイの格率』の放送がスタート。続いて11月29日に全2部作の実写映画版 PART1が全国公開される。
8月15日には都内でテレビアニメ版の記者会見が行われた。メインキャストよりミギー役の平野綾さん、泉新一役の島崎信長さん、村野里美役の花澤香菜さんが登壇。当日発表された追加キャストから、立川裕子役の安野希世乃さん、鈴木アキホ役の前田玲奈さん、田宮良子役の田中敦子さんも出演し、本作への意気込みを語った。

まず出演が決まったときの心境について問われると、平野さんは「昔から原作が大好きで、だからこそ正直、なんでミギーが自分なんだろうと驚きました」と率直な感想を口にした。マンガでは男性の声をイメージしながら読んでいたため、平野さんにとっても自身の起用は衝撃だったようだ。
そして「自分にできるのかな、という不安がまだあります」と話しながらも、これから行われるアフレコで「自分なりのミギーを作っていけたら」と想いを伝えた。
島崎さんは「ものすごく嬉しいという気持ちと共に、とてつもないプレッシャーなど色々な気持ちが押し寄せてきました」と名作に挑む緊張感について語った。オーディションの際には物語の序盤からラストまで多くの場面を演じたが、とりわけ新一と母のシーンでは吐き気を覚えるほど気持ちを背負っていたと打ち明けた。

花澤さんは担当マネージャーから「『寄生獣』は俺の人生のバイブルだ」と言われ、オーディション原稿を手渡されたという裏話を披露。里美というキャラクターは「結構芯が強く、自分の正義みたいなものも持っている女の子だと思うので、そこをしっかりと演じられれば」とコメントした。
裕子役の安野さんは「これから挑戦していけることにすごくワクワクしています」、アキホ役の前田さんも、オリジナルキャラクターのためプレッシャーを感じているが、パラサイトされていない「チーム一般人」として頑張っていきたいと意気込みを見せた。

田中さんは他のパラサイトとは異なる立ち位置である良子について「どういう風に取り組んでいこうか、自分でも楽しみにしています」と語った。さらに平野さんが演じると聞いてからミギーにゾッコンだと告白し、新装版の購入者に抽選で当たる特製ミギーフィギュアに応募したいと他のキャスト陣を笑わせていた。
一方、そのミギーについて平野さんは「動いている絵を見させて頂いたら、より気持ち悪くなっていました」と苦笑いしながらも「本当に動きがリアルで見た瞬間に引き込まれる。こうやって動いてほしいなという理想が絵で全部表現されている」と絶賛。ミギーがパソコンをいじるキュート(?)なシーンもあるため「キモカワを目指します」と宣言し、会場は再び笑いに包まれた。

またアニメではキャラクターデザインが一新され、舞台も現代に移されている。その点について島崎さんは「新一が今の普通の高校生だったら」と言うことが表現されたもので、性格をはじめ「根本的な中身は変わっていない」と語った。
新一のメガネも象徴的なギミックとして使用されることや、顔自体はあまり変化していないことに触れ「原作がお好きな方も安心してご覧頂けると思いますし、新しく見られる方にとっても共感しやすい。そんな新一になっています」と太鼓判を押した。

ミギーと新一は本編で文字通り一心同体となる。島崎さんは「キャラクターの関係性の変化と同じように、平野さんとのチームワークも高めていければなと」語り、二人は「よろしくお願いします」と口を揃えた。
平野さんと島崎さんがどのような掛け合いを見せるのか。アクションやドラマはもちろん、二人の熱演にも期待が膨らむ記者会見となった。
[高橋克則]

『寄生獣 セイの格率』
2014年10月より日本テレビ他にて放送スタート
/http://www.kiseiju.jp/

[キャスト]
ミギー: 平野 綾
泉新一: 島崎信長
村野里美: 花澤香菜
立川裕子: 安野希世乃
鈴木アキホ: 前田玲奈
君島可奈: 沢城みゆき
浦上: 吉野裕行
田宮良子: 田中敦子
《高橋克則》
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