往年の人気アーケードゲーム『スペースインベーダー』が、どうやらハリウッド大作になりそうな気配だ。米国のハリウッド情報サイト「THE WRAP」は独占記事と銘打って、大手映画会社ワーナー・ブラザースが『スペースインベーダー』の長編映画化権を獲得したと伝えている。報道によれば、製作にはWeed RoadとSafehouse Picutresが参加する。そしてプロデューサーとして『ダ・ヴィンチ・コード』の脚本を書いたアキヴァ・ゴールズマン、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』にも関わったジョビー・ハロルド、トーリー・タネルがこれに加わる。さらにマット・シュワルツ(Weed Road/Safehouse Picutres)が市場調査や権利関係を、ワーナー・ブラザースのジェス・アーマンがスタジオのプロジェクト管理をする。『スペースインベーダー』の映画化については、2010年にもワーナー・ブラザースが映画権を交渉中と報道されたことがある。しかし、関わるプロデューサーの名前は、今回と異なっている。最初の報道から4年、枠組みを変えることで、映画化権獲得につながったようだ。『スペースインベーダー』は、アーケードゲームとしてタイトーが開発、1978年に世に発表された。その後、当時の日本中を巻き込んだ一大ブームを巻き起こした。そのムーブメントはさらに海外にも広がり、『スペースインベーダー』はゲーム史に名を残す作品となっている。ゲームは、前方から攻めてくるインベーダーを打ち落とすシンプルな構造だ。その一方で、プレイヤーが様々なテクニックや戦略を開発し、ゲームの楽しさを深めていった。しかし、コンピューターを使ったアーケードゲームとしては初期の作品のため、ストーリー性は乏しい。映画製作を進めるにあたっては、いかに世界観やストーリー、キャラクター性を開発するかが問われそうだ。一方で近年は、ブロック玩具のレゴが『LEGOムービー』として映画化されたり、ボードゲーム『Battleship』が制作費2億ドルの大作になったりしている。同じ往年のアーケードゲームからは、『パックマン』がテレビの大型シリーズになっている。馴染みの玩具、ゲームにストーリー性を持たせて映画化するのは、ハリウッドのトレンドのひとつだ。現在は、映画化権の獲得と開発の初期段階ではあるが、映画化が実現すればまたひとつ日本のコンテンツ発の大作映画が生まれることになる。『スペースインベーダー』の映画実現に期待したいところだ。
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