「白銀の意思 アルジェヴォルン」逢坂良太&大西沙織インタビュー 前編 魅力的なキャラクター達と一緒に歩んでいけるロボットアニメ 2ページ目 | アニメ!アニメ!

「白銀の意思 アルジェヴォルン」逢坂良太&大西沙織インタビュー 前編 魅力的なキャラクター達と一緒に歩んでいけるロボットアニメ

オリジナルアニメ『白銀の意思 アルジェヴォルン』が7月3日からいよいよスタートする。ススム・トキムネを演じる逢坂良太さん、ジェイミー・ハザフォードを演じる大西沙織さんに、本作の見どころと意気込み、そしてアフレコの様子についてお聞きした。

インタビュー
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―AA
メインビジュアルからはすごくシリアスなストーリーを思い浮かべたのですが、物語はどんなトーンなのでしょうか。

―逢坂
もちろんシリアスもあります。でもそうでない部分もあって、メリハリのある飽きさせない流れになっています。そこは大槻敦史監督のキャラクターを大切にする部分が反映されているのではないでしょうか。人間ドラマにロボットがプラスされた、というのが僕の印象です。

―大西
1話のアフレコに入る前に、大槻監督が時間をかけて丁寧にキャラクターについて説明してくださる時間があり「頭の中にとてもクリアなキャラクター像があるんだ」と、本当にキャラクターを大切にしているのだなと私も感じました。

―逢坂
シリアスといっても、陰鬱なものは無いんです。たぶんトキムネもジェイミーもすごく前向きだから。

―大西
確かにジェイミーが自分の過去や葛藤について話す時も、最初は少し暗めのトーンでやってみたら「もっとフラットに」とあくまで普段の会話のようなトーンで演じて欲しいと言われました。

abesan ―逢坂
僕が思うに、トキムネは反抗期なんです。軍人なので命をかけているシーンも登場しますが、命令に対して「ハイ、やります」というタイプではありません。その行動は正しいのかという己の正義感、反抗心が入り交じっていて。20歳という設定ですが、新人だからか子供っぽいというか軍人らしくないというか。

―AA
お話を伺っていると、トキムネは複雑なキャラクターですね。命令に従うのが軍人、だけれども己の正義感を反発心もあって。

―逢坂
第八部隊の他のキャラクターがちゃんと軍人として動いていて、トキムネに目をかけてくれるんです。アドバイス然り、命令然り。それに対して自分の正義感を持ちながらも心の中で抑えつつ「……わかりました」と答える。でも行動していくうちに「やっぱり違うんじゃないか」と結局命令を無視したり、逆らいつつも任務を遂行したり、そういうところが新人らしいです。

―AA
タイトルに「意思」という言葉が登場する理由がそこにあるのかもしれませんね。大西さんから見たジェイミーについても教えてください。

―大西
最初のほうは、ジェイミーは素の自分を全く出していなくて、デキる子を装っているみたいな感じで(笑)、でもトキムネと行動していくうちに次第に変化していきます。腹が立ったことを相手にまくしたてるような、相手にどんどん向かっていくような子なんですが、話が進むにつれて素のジェイミーになっていきます。ターニングポイントとなるお話があって、そこでは普通の20歳の女性を演じて欲しいと言われていました。私もジェイミーもここで一緒に肩の力が抜けたのかもしれません。

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左)逢坂良太さん、右)大西沙織さん

後編に続く

『白銀の意思 アルジェヴォルン』
公式サイト /http://argevollen.com/

TOKYO MX 7月3日より毎週木曜 23:00~
MBS 7月3日より毎週木曜 26:49~
テレビ愛知 7月5日より毎週土曜 26:20~
BS11 7月6日より毎週日曜 24:00~
AT-X 7月6日より毎週日曜 19:30~
リピート放送 毎週(火)10:30~/毎週(木)28:30~/毎週(土)14:30~
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