3月22日「AnimeJapan 2014」BLUEステージにて『アルドノア・ゼロ』の最新情報発表会が行われた。新スタジオ・TROYCAを立ち上げたあおきえい監督と、『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』を大ヒットに導いた脚本家の虚淵玄さんが、『Fate/Zero』以来3年ぶりにタッグを組むオリジナル作品だ。『アルドノア・ゼロ』の初イベントとなる発表会は、PVの上映からスタート。そこでは地球と火星との間で争いが起こっていることや、巨大ロボットの姿も確認できた。その圧倒的な映像に観客からは拍手が巻き起こり、開始早々大きなインパクトを与えた。続いて司会を務める吉田尚記アナウンサーの呼び込みで、今回初めて明かされるキャスト陣が登壇。主人公・界塚伊奈帆役の花江夏樹さん、スレイン・トロイヤード役の小野賢章さん、アセイラム・ヴァース・アリューシア役の雨宮天さんが姿を見せた。3人はそれぞれ自己紹介とイベントへの意気込みをファンに伝えた。実はキャストにさえ情報が明かされていないという謎だらけの本作。今回の発表会は、声優陣が世界観を学ぶための公開打ち合わせという意味合いも含まれているようだ。その設定を解説するため、あおきえい監督とアニプレックスの岩上敦宏プロデューサーが壇上に登った。まず、あおき監督はタイトルの「アルドノア」が火星の古代文明の総称であること。そして地球と火星に分かれて暮らす人類同士がカタフラクトと呼ばれる巨大ロボを使って戦争をしていることを語った。さらにSF小説の古典である『火星のプリンセス』を仮タイトルにしていた経緯から、王女も作品に深く関わってくるとのことだ。ロボットとプリンセス、男性と女性に人気の要素が物語をどう展開させていくのだろうか。トークは世界観から登場人物へと移り、キャラクター原案にマンガ家の志村貴子さんを起用したことが話題となった。あおき監督は志村さん原作の『放浪息子』をアニメ化した経験を持つが、今回の人選は意外にも岩上プロデューサー側からの提案だという。これまで繊細な少年少女たちを描いてきた志村さんは、ロボットアニメというイメージがなく新鮮な感じがしたと、岩上プロデューサーは起用理由について話した。戦争という大きな波の中で翻弄されていく少年少女たちのドラマである点や、何より一度あおき監督と組んでいる点も大きかったという。『ひだまりスケッチ』と『魔法少女まどか☆マギカ』における新房昭之監督と蒼樹うめさんの関係と同じだと、自身が携わった作品を交えて語った。その後、キャラクターの性格やメカニックデザインなども明らかにされたあと、PVの再上映が行われた。世界観を知ったことで映像から得られる情報量も増え、1回目とはまた違った視点から楽しむことができた。エンディングでは、花江さん、小野さん、雨宮さんが、これから行われるアフレコへの想いなどを披露した。あおき監督は自身初のオリジナルテレビシリーズについて「ゼロから物語を作っていくのはあまり経験がなかったので、みんなに相談しながら、悩みながらやってきたんですけど、今は確信を持って物語を作れている最中です」と自信を見せ、ファンへ感謝の言葉を送った。『アルドノア・ゼロ』は2014年7月から、TOKYO MX、BS11、ABC、朝日放送、niconico、とちぎテレビ、群馬テレビにて放送予定。[高橋克則]『アルドノア・ゼロ』/http://www.aldnoahzero.com/[スタッフ]原作: Olympus Knights監督: あおきえいストーリー原案: 虚淵 玄(ニトロプラス)シリーズ構成: 高山カツヒコキャラクター原案: 志村貴子キャラクターデザイン: 松本昌子メカニックデザイン: I-IV、寺岡賢司音楽: 澤野弘之制作: A-1 Pictures + TROYCA[キャスト]界塚伊奈帆: 花江夏樹スレイン・トロイヤード: 小野賢章アセイラム・ヴァース・アリューシア: 雨宮天
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