3月20日、TOHOシネマズ日本橋にて東京アニメアワードフェスティバル2014が開幕した。東京アニメアワードフェスティバル2014は、今年が初開催となる。また、新たにオープンしたTOHOシネマズ日本橋のこけら落しともなっている。入居しているCOREDO室町もグランドオープン、これと相まって華やかな雰囲気でスタートした。また映画祭がこれを盛りあげた。東京アニメアワードフェスティバル2014のオープニングセレモニーは、COREDO室町の正面に位置する日本橋三井タワーで開催された。歴史的な建築物・三井本館を活用した趣のある建物である。午後からは、映画祭らしいレッドカーペットが、街に訪れた人の目を奪った。オープンスペースのアトリウムでは、観客から暖かく迎えられた。東京アニメアワードフェスティバルの実行委員、『鷹の爪7~女王陛下のジョブーブ~』のFROGMAN監督、木の実ナナさん、本田翼さん、『チャギントン』からウィルソンBIGトレインとキッズさんら。海外からも長編コンペティションノミネート作『Minuscule』のエレーヌ・ジロー監督とトーマス・ザボ監督らも姿をみせた。実行委員長を務める日本動画協会理事長の布川郁司さんからの開会宣言がされた。その後、特別賞としてアニメドール賞の授賞式が行われた。受賞者は2013年の『かくや姫の物語』など数々の傑作を残す高畑勲監督である。そしてプレゼンターは、フランスの巨匠ミッシェル・オスロ監督が務めた。高畑監督は「今年かららしいので最初で嬉しいです。それを尊敬し敬愛しているオスロ監督から頂けるのが嬉しい」と喜んだ。「自分は絵描きじゃないのでスタッフとともに成し遂げて来ています」とスタッフへの感謝を表した。高畑勲監督とミッシェル・オスロ監督は、親交が深いことが知られている。東京アニメアワードフェスティバル2014ではミッシェル・オスロ監督の『キリクと魔女』、『夜のとばりの物語』などが上映ラインナップに含まれている。『キリク 男と女』の3D上映では2人のトークセッションもある。東京アニメアワードフェスティバル2014では、このほか3月23日まで多彩な作品が上映される。[真狩祐志]東京アニメアワードフェスティバル/http://animefestival.jp/
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