魅力的なキャラクターたちと、その活躍が楽しみな作品だ。山本寛監督が、そんな女の子をどう表現するかも、目が離せないところだろう。
一方で、本作は、いくつものユニークな展開でも注目されている。ひとつは、テレビ放送と同時、1月10日にスタートする『劇場版「Wake Up, Girls! 七人のアイドル』の公開、あるいは世界に向けた映画本編の世界配信などだ。
そんあ『Wake Up Girls!』は、一体どうして生まれて、何を目指しているのか?気になる本作を山本寛監督自身の言葉で語っていただいた。
アニメ!アニメ!編集部では、気になるキーワードをもとに山本監督に質問をぶつけた。その質問に対するコメントを4回にわたって掲載する。
第1回は「アイドルアニメ」である。本作は、主人公たちがアイドル戦国時代にアイドルとして挑戦する。かたやアニメ業界は、アイドルアニメ自体が戦国時代だ。
なぜ、いま「アイドルアニメ」なのだろうか?
『Wake Up, Girls!』
/http://wakeupgirls.jp/
公式ツイッター @wakeupgirls_PR
[質問]
なぜいまアイドルアニメなのですか?
アイドルアニメ戦国時代に敢えて、アイドルをテーマに選んだ理由は何でしょうか?
山本寛監督の考えるアイドルとはどういったものですか?
[山本寛監督 コメント]
「そもそも『なぜいまアイドルアニメなのか?』とかいう大上段的なテーマを念頭に置いて企画したつもりはありません。
『俺もアイドルやりたいなぁ』と思っただけです(笑)。
ただひとつ言えることは、東日本大震災が企画のきっかけになっているということです。
東北に対して何かしたい、そう思った時に、湿っぽくならず明るいことがしたいなぁと。
それとイベント性ですね。東北でライブや握手会ができれば、東北の方々を直接元気にできるのではないかと。アイドルは今空前のブームですが、それは震災後の日本を一番励ますことの出来た職種だからではないか、と考えます。
復興、復活の目処が立たないこの国の人々が、懸命に努力し、成長している少女達を見て勇気づけられる。そういう構図は今後しばらく続くのではないかと思います。」
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劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』
2013年1月10日(金)より、ロードショー
テレビアニメ『Wake Up, Girls!』
2013年1月10日(金)深夜1時23分より、テレビ東京にて放送開始
テレビ愛知・テレビ大阪・仙台放送・AT-Xにて順次放送開始
ニコニコ生放送にて最新話数を毎週配信
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