怪作「燃える仏像人間」が文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞 井口裕香や寺田農のキャストも話題 | アニメ!アニメ!

怪作「燃える仏像人間」が文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞 井口裕香や寺田農のキャストも話題

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12月5日、第17回文化庁メディア芸術祭の各受賞作品が発表された。過去1年間のアニメーション、マンガ、アート、エンターテインメントをメディア芸術の視点で一望し、顕彰するものだ。
アニメファンには、アニメーション部門、マンガ部門が注目されるメディア芸術祭だが、アニメーション作品はアニメーション部門のほかにもアート部門やエンターテインメント部門でも受賞する作品も多い。今回はエンターテインメント部門で優秀賞の『燃える仏像人間』がそれに当たる。



『燃える仏像人間』は、5月18日より各地の劇場で順次公開されている。その衝撃的な内容で国内外でカルトな人気を得てきた。
映像は“劇メーション”と称される劇画とアニメーションをミックスした作品だ。この手法はこれまでにも1976年にテレビ放送された楳図かずおさんのマンガが原作の『妖怪伝 猫目小僧』などもこうした取り入れらている。

『燃える仏像人間』は、主に切り絵と特殊効果を駆使して制作されている。切り絵ではあるが、一般的なパーツを複数用意してコマ撮りするカットアウトと呼ばれる手法とは異なる。
基本的に1枚絵を動かすだけというユニークは方法だ。どちらかというと人形劇をイメージする方が理解しやすいだろう。

また声優が話題になっている。主人公の紅子役を井口裕香さん、円汁役を寺田農さんが務めている。井口裕香さんは実写パートでは少女役も演じている。俳優の寺田農さんは『天空の城ラピュタ』のムスカ役でもお馴染みの声優だ。
さらに主題歌は『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカのコスプレものまねなどの桜・稲垣早希さんが歌っている。

ほぼ1人で制作した宇治茶監督は、大学在学中に食玩ブームの仕掛け人でもある玩具プロデューサー・安齋レオさんに見出された。圧倒的な画力がそのきっかけになっいる。
作風からも判るが、楳図かずおさんや諸星大二郎さんのマンガを愛読しているという。今後も、活躍が期待される逸材だ。今後も怪作を生み出すことになりそうだ。
[真狩祐志]

『燃える仏像人間』
/http://moebutsu.net/
文化庁メディア芸術祭
/http://j-mediaarts.jp/
《animeanime》
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