米国アカデミー賞短編アニメ賞ショートリストに森田修平監督「九十九」 10作品絞り込みで | アニメ!アニメ!

米国アカデミー賞短編アニメ賞ショートリストに森田修平監督「九十九」 10作品絞り込みで

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2013年11月7日、米国映画芸術科学アカデミーは、第86回米国アカデミー賞の短編アニメーション賞のショートリストを発表した。この中に日本から森田修平監督の『九十九』が選ばれた。
『九十九』は国内では、2013年7月20日に松竹の配給で全国公開されたオムニバス劇場アニメ『SHORT PEACE』の一編である。アニメーション制作はサンライズが手がけた。

米国アカデミー賞では、部門ごとに選考方法が大きく異なるが、短編アニメーション賞は長編アニメーション賞とも大きな違いがある。長編ではロサンゼルス地区での商業興行が必須だが、短編では決められた海外の映画祭での受賞作品など、海外作品にも広く門戸を開いている。
また、長編ではエントリー基準を満たした作品がそのままノミネート選考の対象になるが、短編では一次審査のシステムを持っている。それがこのショートリストである。
第86回米国アカデミー賞短編アニメーション部門には、エントリー基準に満たした作品だけで56本に達している。この中から審査し、ノミネート選考をすべきとして挙げられたのが今回の10作品だ。すでに5.6倍の競争を勝ち抜いたことになる。

『九十九』は日本の18世紀を舞台にした和のテースト溢れる作品だ。日本をテーマにした『SHORT PEACE』らしい味わいがある。2012年のアヌシー国際アニメーション映画祭に公式出品した。
『SHORT PEACE』からは、昨年も大友克洋監督の『火要鎮』がショートリスト入りしている。しかし、ノミネートに至らなかった。今回は『九十九』の活躍に期待したいところだ。
今後各作品は、米国アカデミー賞のアニメーション部門の会員が鑑賞のうえ審査をし、3本から5本まで絞り込む。2014年1月16日には、ノミネートが発表される。さらにそこから最優秀短編アニメーションが選ばれ、2014年3月2日の第86回米国アカデミー賞授賞式で発表される。

米国アカデミー賞 
/http://www.oscars.org/

[短編アニメーシュン部門 ショートリスト10作品]

『Feral』 Daniel Sousa (Daniel Sousa)
『Get a Horse! 』 Lauren MacMullan (Walt Disney Feature Animation)
『Gloria Victoria』 Theodore Ushev (National Film Board of Canada)
『Hollow Land』 Uri Kranot、Michelle Kranot (Dansk Tegnefilm, Les Films de l’Arlequin/National Film Board of Canada)
『The Missing Scarf』 Eoin Duffy (Belly Creative Inc.)
『Mr. Hublot』 Laurent Witz監督 Alexandre Espigares共同監督(Zeilt Productions)
『九十九』 森田修平 (サンライズ)
『Requiem for Romance』 Jonathan Ng (Kungfu Romance Productions Inc.)
『Room on the Broom』 Max Lang、Jan Lachauer (Magic Light Pictures)
『Subconscious Password』 Chris Landreth (National Film Board of Canada、Seneca College Animation Arts Centre、Copperheart Entertainment)
《animeanime》
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