「風立ちぬ」「まどか☆マギカ」ら日本アニメ3本がアカデミー賞候補に、海外での反応は? | アニメ!アニメ!

「風立ちぬ」「まどか☆マギカ」ら日本アニメ3本がアカデミー賞候補に、海外での反応は?

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年末が近づき、あちらこちらで来年度の米国アカデミー賞に向けた賞レースに関する話題が囁かれ始めている。そんな中、日本からは松田龍平の主演作『舟を編む』が「外国語映画部門」でエントリーされたが、このほど新たに『風立ちぬ』『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』『ももへの手紙』が「長編アニメーション部門」にエントリーされたことが明らかとなった。

今回の嬉しい知らせは、米国映画芸術科学アカデミーが先日エントリー作品19本を発表した際に明らかとなったもの。海外では数多くのメディアで「Wind Rises, Madoka Magica, Momo Submitted for Oscar Nominations(『風立ちぬ』、『まどか☆マギカ』、『ももへの手紙』がオスカー候補に)」という見出しが躍っている。

日本でも話題となったこの3本のアニメだが、それぞれに作風は異なっており、また海外での注目のされ方も異なる。スタジオジブリの宮崎駿監督の最後の長編アニメーション映画となった『風立ちぬ』は、宮崎監督の引退が今年9月に行われたヴェネチア国際映画祭の会見で伝えられ、公開以降も独特の熱気を帯びていた。そんな一方で、第二次世界大戦を時代背景とし、喫煙シーンなども多く盛り込み、当時の日本を嘘偽りなく描いたことで各方面で様々な論争を生んだが、それはアカデミー賞が開催されるアメリカでも同じよう。果たして、かつての敵が明日の友となるのだろうか?

『まどか☆マギカ』に関しては、この3本の中でも特に異色の作品。キャラクターデザインに“萌え”要素が盛り込まれているなど、同じジャパニメーションでもオタク向けのアニメとして分類されそうだ。過去に正式にノミネートへと至ったのはスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』のみ。ここへきてのノミネーションとあって、注目を集める“クール・ジャパン戦略”が功を奏したのだろうか。

『ももへの手紙』は上記2作品とは違い、昨年の4月に劇場公開を迎えておりかなりのタイムラグがあるが、今回晴れて候補作品として浮上した。日本の独自文化である“妖怪”たちとひとりの少女の出会いをコミカルに描いた本作。手書きで生み出された“動き”といった部分でのアニメーションの評価も高く、「第36回トロント国際映画祭」「第27回ワルシャワ国際映画祭」「第31回ハワイ国際映画祭」などで上映され、各国で賞を受賞している実績もある。

このほか日本産の作品以外では、『モンスターズユニバーシティ』を始め『怪盗グルーのミニオン危機一発』『プレーンズ』『スマーフ2 アイドル救出大作戦』などの名が挙がっており、他部門と同様に今年も激戦となりそうだ。

【米国アカデミー長編アニメーション部門/エントリー作品一覧】
■『風立ちぬ』
■『ももへの手紙』
■『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』
■『モンスターズユニバーシティ』
■『アナと雪の女王』
■『プレーンズ』
■『怪盗グルーのミニオン危機一発』
■『スマーフ2 アイドル救出大作戦』
■『くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密』
■『クルードさんちのはじめての冒険』
■『Epic』
■『アーネストとセレスティーヌ』
■『The Fake』
■『Free Birds』
■『Khumba』
■『サリアの伝説』
■『アポストロ』
■『Rio: 2096 A Story of Love and Fury』
■『Turbo』

『風立ちぬ』『まどか☆マギカ』ら日本アニメ3本がアカデミー賞候補に…海外での反応は?

《text:cinemacafe.net》
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