東京アニメアワードフェスティバル2014 12年の歴史を経て新生スタート
東京アニメアワードが、2014年より東京アニメアワードフェスティバルとなる。新たに東京アニメアワードフェスティバル2014実行委員会が組織され、この実行委員会と一般法人日本動画協会が主催する。
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新たに東京アニメアワードフェスティバル2014実行委員会が組織され、この実行委員会と一般法人日本動画協会が主催する。東京国際アニメフェアが、2014年よりAnimeJapan2014に向けて発展的終了となったに併せたものとなる。
新たなかたちになることで、これまでやや判り難かった部門も、やや編成される。過去1年間の商業アニメーションを対象にアニメーション オブ ザ イヤーなど各賞を顕彰してきた部分は、アニメーション オブ ザ イヤー部門となる。
また、国内外のインディーズ作品、学生作品を公募し、選考してきた公募部門は、短編コンペティション部門に変わる。コンペティションであることをより明確にした。
2005年から実施されてきた、アニメ業界への長年の貢献を顕彰する功労賞はアニメ功労部門となる。アニメーション オブ ザ イヤー部門、短編コンペティション部門、アニメ功労部門の3つから構成するフェスティバルとする。
短編コンペティション部門は2013年中旬に応募受付を開始する予定だ。その後、審査を経て、2014年3月中旬に審査上映会、特別上映会を予定する。3月22日には表彰式、レセプションが行われる。会場は明らかにされていないが、表彰式の日程は、AnimeJapan2014の初日と同日になる。
東京アニメアワードは、もともと東京国際アニメフェアの併設企画としてスタートして経緯がある。そのためその歴史も重なる。業界関係者の投票で選考され、様々なアニメーションの専門分野をカバーする国内で数少ない賞として注目されてきた。
2013年には、『おおかみこどもの雨と雪』が受賞したアニメーション オブ ザ イヤー、優秀作品賞(テレビ部門、国内劇場映画部門、海外劇場部門)、監督賞、原作賞、脚本賞、美術賞、キャラクターデザイン賞、声優賞、音楽賞などが設けられていた。
また、公募部門が2004年、功労賞は2005年から設けられており、総合的なアワードとなっている。2014年から東京国際アニメフェアが姿を消すことで、組織や賞自体が独立することになる。