「まんが王国・土佐」 高知県がポータルサイト開設 地域起こしの元祖が国内外発信 | アニメ!アニメ!

「まんが王国・土佐」 高知県がポータルサイト開設 地域起こしの元祖が国内外発信

9月20日、高知県は「まんが王国・土佐」の公式サイトを開設した。他県に先駆けてマンガを発信してきた高知県が、満を持して自県の取り組みをアピールする。

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9月20日、高知県は「まんが王国・土佐」の公式サイトを開設した。他県に先駆けてマンガを発信してきた高知県が、満を持して自県の取り組みをアピールする。
高知県は2010年に、まんが・コンテンツ課を新設、そして昨年、まんが王国・土佐推進協議会が発足と、マンガ立県施策に本格的に乗り出している。1992年からの開催で知られている「まんが甲子園」も、2011年に自治体初の第40回日本漫画家協会賞の受賞となった。昨今マンガを活かした地域おこしの取り組みなどが盛んに行われている中で、他県に先駆けてマンガ文化の情報発信に努めてきた。

また高知県が経済活性化を目指すためのトータルプラン高知県産業振興計画では、地理的ハンディキャップの影響が少ないコンテンツ産業の振興が掲げられている。マンガに縁のある強みを活かしていくほか、ソーシャルゲーム企画コンテストやコンテンツコンテストの開催など、新しい産業の創出に取り組んでいる。全国、そして世界に向けて「まんが王国・土佐」をアピールするとともに、経済の活性化と雇用の創出につなげていきたいとしている。
サイトでは、歴史(王国の歴史)、ミュージアム(施設紹介)、年間行事(イベント)、聖地図(マップ)、王国の賢人(高知出身の漫画家)、知識の泉(まんがクイズ)、情報の蔵(情報いろいろ)など、高知県にまつわる、ありとあらゆるマンガに関する情報が網羅されている。

その一方、昨年は鳥取県が「まんが王国とっとり」を掲げたことが話題となった。高知県と鳥取県は、太平洋側と日本海側で手を取り合って「友好通商条約」を締結し、共にマンガの聖地を目指す。
今年は3月24日にベルサール秋葉原にて締結式を兼ねたイベントまんが王国会議を開催した。10月14日には、同じくベルサール秋葉原にて2回目のまんが王国会議を開催する。
[真狩祐志]

まんが王国・土佐
/http://mangaoukoku-tosa.jp/
高知県
/http://www.pref.kochi.lg.jp/
《animeanime》
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